自己紹介
8/19更新
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
「ごれい」と申します。
こちらの記事では、簡潔に自己紹介をさせていただきます。
まず、自分がどういう人種かをハッキリさせておきます。「陰キャオタク」です。
なりたくてなったわけじゃないのに。助けてほしい。
ポケットモンスターというコンテンツが好きで、物心ついた頃からずっと追っています。
一番好きなポケモンはコイル。かわいい。
ざっと分けてイケメン系(ex:ハッサム、エルレイド)、無機質・不思議系(ex:ポリゴン、ミカルゲ、ダダリン)、発想の勝利系(ex:アメモース、ブロスター)を好きになる傾向があります。
対戦もたまにやります。主に触っているルールはシングル63、シングル66です。このブログで紹介する構築も大体この2つから。
あと、アイドルマスターシリーズもそこそこやっています。特にシンデレラガールズが好きで、最近はミリオンライブ、シャイニーカラーズも勉強中です。まだまだにわかPなので、アイマス関連をブログに書くか否かは未定。
とりあえず高垣楓をどうぞよろしくお願いします。
普段はTwitterでイキり散らかしています。このブログにおいてもTwitterを見ていただいている前提での記述をチラホラしてしまっているので、よろしければお暇な時などに覗いていただけると幸いでございます。
→ @50_poke
他なんか思いつき次第書き足します。
女と付き合いたくてあがいたコミュ障オタクの話【 第0章】
読者の皆さま、大変ご無沙汰しております。
ごれいです。
まあ、前回更新から4年間何してたん?って感じなんですけど。
もうね、前置きもめんどくさいので単刀直入にお聞きします。
皆さんは、人生において「恋人が欲しい」と思ったことはありますか?
動機は何でもいいんです。一緒に趣味を楽しみたい、理解者が欲しい、異性に認められたい、独身になりたくない、癒されたい、エッチなことしたい、等々。
私見ですけど、一度も恋人を欲したことがない人なんて本当にこの世にいるのか疑わしいくらい、それは普遍的な憧憬だと思ってます。
今回は、そんなありきたりな感情に支配された僕の話をさせてください。
女と付き合いたくてあがいたコミュ障オタクの話。
ーーーーーーーーーーーーーーー
初めて明確に「彼女が欲しい」という気持ちが芽生えたのは、大学1年生の頃だった。(早速話長くなりそうな入り方ですまん)
大学入学とともに、周囲を取り巻く環境は一新された。
東京へ出る事が当たり前になり、華やかな人達が一気に増えた。髪型を整え、オシャレな服に身を纏い、たくさんの友達と、時には恋人を連れ添って歩く。そんな彼らの輝きに、僕は単純にも憧れた。
「大学では自分から動かなきゃすぐ置いてかれる、ぼっちになる」なんて話を浪人時代に幾度も聞いてたから、焦りとモチベーションだけは人一倍あったと思う。
ワイも大学デビューしたろ!冴えなかった今までの人生に別れを告げる時や!って息巻いて誰彼問わず話しかけに行く毎日。そんな愚かしくも何時に無く燃えていた時期だった。
実際、努力の甲斐あってヨッ友らしきものはできた。講義で会うだけの仲でも、独りでいる時間が減ったことで僕は安堵していた。
さらに、男子だけじゃなく女子ともそれなりに仲良くなれた。
一緒に講義の復習をしたり、SNSでふざけ合ったり。僕1人に女子5人のハーレム状態でキャンパス内を闊歩するなんて日もあった(過去の栄光)。
そうした中で、やっぱり気になる子もできた。お互いに昼夜逆転して深夜から明け方までLINE送り合ったりもして、幸せな気分だったなぁ。
こんな子がもし彼女になってくれたら……そう思うだけで胸が少しキュッとなった。彼女が欲しい、と、この時は間違いなく心から思っていた。
でもそんな愉悦の日々は僕には贅沢すぎたのだろう、長くは続かなかった。
今回の本筋じゃないから細かい事は省くけど、自分は好意を寄せてたのに相手視点ではとっくに飽きられてて終わり!みたいな。
夏休みが明ける頃には、あんなに楽しかった個人LINEも「楽単講義教えて〜」的なのしか来なくなったし、そこから雑談に繋げようとしたら普通に5日間未読無視された。
この時、 哀れな陰キャマインドを拗らせた僕は「立教のキラキラ女子って結局こんなのばっかりなんだな。あほくさ。」という思考になり、本っ当に萎え倒した。
でも、今思うとそれはひどく幼稚な他責思考だった。軽率に連絡を取り合える関係、それ自体はあくまで友達の域を出ないというのに、そこにあぐらをかいてアプローチらしいことを何もしなかったのは自分の方だ。
甘い飴が入ってくるのをただ口を開けて待つだけの浅ましい人間に、彼女などできるはずは無かったのだ。
そして同時に、これはきっと天罰なんだろうとも思った。
心の奥底で「【こマ?】ワイニキ、ポケモンサークルに所属するオタクなのにちゃっかりリア充もしてしまうwww」とか思った事、一度たりとも無いって言ったらウソになる。
そう、オタクにはオタク相応の大学生活がある。野郎共でギャハギャハ笑いながらポケモンとかアニメとか性癖の話をするのだって立派なキャンパスライフさ。そう思うと潔く諦められた。
幻想を捨て去るのは悲しいほど容易だった。楽な方へ、楽な方へと逃げればいいだけだから。
自分から話しかけに行くなんてもってのほか、下手な外面の取り繕いやモテ努力も痛いだけと思って全てやめた。反応欲しさにウケ狙いツイートを繰り返していたTwitterのリア垢は滅多に動かさなくなり、女子とはすぐ疎遠になった。
そうなると、ポケモンサークルとソシャゲ以外の時間が全て面倒に思えてきた。ヨッ友、ゼミメン、英クラ、その他諸々。今まで築いてきたサークル外の人間関係は、スマホのバッテリーに比例するごとく減少していき、充電しようとも思わなかった。
で、それ以降は女性に関して何も行動しない時期が続いた。
最優先事項はソシャゲのイベント、身なりは二の次。髪はろくにセットしない、コンタクトレンズ着けるのもめんどくてメガネで大学に行くことが増えていった。
恋愛トークを振られても「俺はもう今更そういうの要らないかなw」「彼女いなくても俺にはオタク達がいる!」とか言って流した。
今思うと、「自分は彼女欲しさを越えた先にいる無欲の仙人で、俗世の恋愛とは無縁なんだ」と必死に暗示をかけていたのかもしれない。
とにかく、この頃はポケサーのオタクと好き勝手遊ぶのがひたすらに楽しくて、今後の自分について何の危機感も持っちゃいなかった。
そして、そのツケは見事に回ってきた。
時は過ぎ大学4年生の春、当時22歳男性の僕。気づいたら女性とまともに喋れなくなってた。
いやまあ元からそうっちゃそうなんだけど、3年間大学生やってんのに1年生の頃の方が喋れてたってお前それどういう事?って感じ。何よりも、"女と話せない立教ボーイ"という矛盾と劣等感は、確実に僕の心に鋭いトゲを突き立てていた。
とりあえず、女性相手に一々ドギマギするのは情けないから本当にやめたい。
今になって恋愛したいヨ〜とか贅沢言うつもりないけど、適度に女慣れできる機会はないものか……
そう思い悩んだ結果。
僕は1つの答えに辿り着いた。
マッチングアプリ、Tinderがあるじゃないか!!!!!!
それにより生まれたのが、この記事である。
女と会話したかった哀れなコミュ障オタクの話 - 運負けたいありDiary
スーパーざっくり要約すると
「異性との会話練習のためにTinderを始めてみたけど、最初に会えた人が典型的な裏垢女子でゲロ萎えた。その後も何人かと会ったけど、最終的に飽きてやめた。」
という内容。
一見めちゃくちゃな試みだけど、思い返せばこれこそが僕の原点だった。
以降は、時系列的にはこれの直後の話となる。
ーーーーーーーーーーーーーーー
上の記事に書いた初アポの子は、本当に怖かった。
女子ってだけで既にちょっと怖いのに、己の貞操観念がバグっている事を恥じもせずむしろステータスとでも思っているかのようなあの語り口。ポケモンで言うと、シングルレートバトルでカイオーガ出された上に初手からスピーダーでS2段階上げられたくらい衝撃的だった。
こんなんばっかじゃ会話の練習なんてまともにできやしないし、もうや〜めたと思いかけていた。
が、待てよ。
異性とマッチングが成立するたびに自己肯定感は上がるし、マッチ数を増やすために写真のチョイスやプロフの書き方を練るのもまあ面白いし、実際に会う前のドキドキ感もなんか癖になるし……。
あれ、コレって意外と楽しいのでは?とも思い始めていた。
僕は『はねろ!コイキング』といい『ポケモンスリープ』といい、ある程度要領を得たゲームにはひたすらハマり込む性分。
『Tinder』をマッチングアプリではなくソーシャルゲームとして認識した途端、不気味なくらいのめり込んでいったのだ。
皆さん知っての通り、Tinderは純真無垢な男女のためのアプリとは言い難い。
SNSにたまに出てくる広告を見るに、公式としてはイメージアップに注力しているのだろうが、それでもなお恋愛目的でない遊び人気質なユーザーが大多数を占めるのが現状だ。
でも、むしろそんな環境だからこそ、「彼女なんて作れまへん!笑」と予防線を張っていた僕にとっては、相手を気遣いすぎることなく会話練習ができる有効な場となったのだった。
そうして色んな人とマッチして会って話してを繰り返した結果、
完全に飽きてしまうまでの約2ヶ月間で5人と会うことができた。
正直、内4人とは一度会ったきりで終わってしまったのだが…。
1人、最終的に3回も会う事となり、僕の考えを大きく変えるきっかけとなった女性がいた。
以下、名前をA子と呼ぶ。
大沢あかねに少し似ている
A子とはTinderを始めて2ヶ月した頃にマッチしたので、会う約束を取り付ける事自体には特段苦労しなかった。
①マッチ成立
②メッセージを数回ラリー
③地元近い事が判明
④ランチ誘う
⑤OKもらう
この流れで初回デートが決定。
いや、あまりにも展開が早すぎるだろ。アグロデッキか?あんなに毛嫌いしていたアグロシャーマンと同じ真似をしてしまった自分が憎い(ハースストーンの話です)。
〜1回目〜
横浜でご対面。A子は大学2年生で、おしゃれな感じだった(小並感)。
聞いたところ、Tinderは友達に勧められて始めたというよくあるパターン。
みなとみらいの観覧車が見えるパスタ屋でランチ。ペペロンチーノが美味しすぎて店内で横転したら普通に帰られた。嘘。
話の中でA子がポケモン好きと判明。ピカチュウイーブイ可愛い!みたいなのじゃなくて蝶舞ウルガモスでバトルツリー3タテする感じの好き度合いだったので大いに盛り上がる。その勢いでランチ後はポケモンセンターヨコハマへ買い物に行った。
流れでLINEも交換し、楽しい雰囲気のまま解散。
〜2回目〜
またも横浜。
前回LINEを交換してから1日3〜4通のラリーで会話していく中で、僕の当時のLINEトプ画がトリックアートだった事から話が膨らみ、一緒にトリックアート展へ行くことに。
お互いに楽しく写真を撮り合いながら進んでいき、LINEにその日のアルバムまで作成した。
個人LINEでアルバム作るのは何気に人生初で少し嬉しかった。
駅ビルのレストランでA子の先輩の恋愛事情やサークルの愚痴など話しながら夜ごはんを食べた。
帰り際、こんな会話があった。
A「今度、うちの最寄駅で夏祭あるんですよ」
僕「え、そうなんだ!」
A「結構大きめの花火も上がるみたいです!」
僕「じゃあさ、よかったら一緒に行こうよ」
A「やったー!行きましょ!」
そんなわけで、3回目のデートもすっと決まる。
〜3回目〜
相手の最寄駅の夏祭。
2人でかき氷を食べたり、適当な射的にチャレンジしてみたりと、夏祭りの雰囲気を楽しみながら練り歩く。
ただ、お互いにいつもより口数が少なかった気がする。人混み疲れか、今更の気まずさか、しばしの沈黙も訪れたところ…
やがて空が暗くなり、花火が上がり始めた。
A子が「お酒買って飲みながら歩きません?」というので、賛成した。
2人してどこに向かっているのかわからない人々の群れに混ざって、満開の花火を肴に缶酎ハイを飲み、
あー、久々に夏っぽいことしてるなあと思ったりした。
そんな感慨に耽っていると、ふとA子が口を開く。
「私、こうやって誰かと花火見るのすごい久しぶりで。元カレ以来かもです」
そういえば、A子の恋愛遍歴について何も聞いてなかった。
そこから、元カレの愚痴だったり、お互いの恋愛観だったりを話しながら歩いた。
気づけばフィナーレの花火が終わり、缶酎ハイの中身もぴちゃぴちゃと音を立てる頃。
A「………なんか、このまま彼氏できずに大学生活終わるのかなってぼんやり思っちゃって」
僕「わかる、考えちゃうよね。でもA子なら大丈夫だよ!おしゃれだし話してて楽しいし」
A「いや、そういうのいいですって!笑」
僕「いやいや、ほんとに!てかまだ2年生でしょ?俺なんかと違って今後いくらでもあるよ」
A「それが全然出会いが無いんですよ。恋愛したいなーとは思うけど、ときめく場面が無くて」
僕「うーん、そっかぁ…ときめくのって偶然だもんね」
A「そうなんです。普通に過ごしてても、いいなぁって思う人になかなか会えなくて。だから自分できっかけを作るしかないじゃないですか」
僕「うんうん、確かにそうなるね」
A「………ごれいさん」
僕「ん?」
A「ごれいさんは…良い出会いって、どこで見つければいいと思いますか?」
僕「………
………
………うーん、どうすればいいんだろうねぇ。」
ちょっと待てぃ!!
いや、ふざけんなよ!!!これはもうそういう雰囲気だろ!!!何だよ「どうすればいいんだろうね」って!!!委ねんな!!!お前に聞いてんだよタコが!!!
今でこそこんなの余裕でリーサル盤面だとわかるのだが、当時は冗談抜きで「告白する」という発想が浮かばなかった。
別にA子がタイプじゃなかったとかじゃない、むしろ可愛いし話しやすかった。ただ、数年間女性とまともに関わってこなかった弊害か、「女の子と一緒に夏祭に来て花火を見ている」という状況だけで満足しており、その先どうなりたいかを全く考えていなかったのである。
解散後、A子からのLINEが途絶えた。
そこでTwitterアカウント(特定済み)(←キモすぎ罪)を覗くと、
「もう無理だなー」
というツイートがぽつんと置いてあった。
救えない当時の僕は「あ、きっと僕のこと無理になっちゃったんだ。沈黙する場面あったしコミュ障がバレたかな。もう終わりか、悲しいなぁ」と思ったけど、
今振り返ると、一向に脈が無さそうな僕にいい加減見切りをつけたのではないだろうか。
夏祭りに誘って、お酒の力も借りて、ギリギリまで匂わせてくれて。決してガツガツ行く女の子じゃないA子が、どれだけ勇気を出してくれたことか。本当に申し訳ないことをした。
しかし、ここからだった。
僕はこの出会いを決して無駄にはしなかった。
この経験こそが、22歳男性恋愛奮闘記の、はじまりの一歩となったのだ。
第1章へ続く。
【剣盾シングル63】ガラルビギニング使用構築【最高1794/最終1786(123位)】
こんにちは。ごれいです。
ポケットモンスター剣盾、楽しいですね。
最初は「ドラパルト最強!ミミッキュ最強!」なゲームと聞いて結構萎えていましたが、今はメタがメタを生むことでポケモンの型が多様化してきて、「次は○○が流行る!」とかも言われていますよね。
いわゆる結論構築みたいなのが特になくて、色んなポケモンの可能性が続々開拓されていっている今が一番楽しいんだろうなあと思います。まあミミッキュの地位だけは一生揺るがなさそうだけど
バトル以外の面でも、今回良いBGMが多いなあと思います。
ざっと挙げるだけでも、ホップ、マリィ、ビート、オリーヴ、きりのなか、ジムリーダー、チャンピオン、あたりはかなり好みですね。士気が上がるので良いと思います(小並感)
と、思い出したようにポケモン記事を書いていますが、
今回、剣盾初の公式大会ガラルビギニングにていい感じの順位が取れたので、記念に残したいな~ドヤ顔したいな~という思いからです。
結果ですが、タイトルの通り、
最高レート1794、最終レート1786(123位)の成績を残すことができました!
戦績は数え間違えていなければ33-12のはず。最終日に35戦くらい消化したおかげで美味しいマッチングもちょいちょいもらっています。
本当にあと少しのところで1800に行けなかったのは残念ですが、自分としては大きな成長で、とても嬉しいことです。
今回の決め手は何といっても「キョダイマックスポケモン使用可能」という特別ルール。
いつもは長ったらしく導入を書くのですが、今回の構築は正直
「や、この環境キョダイラプラス止められる奴おらんくね?使いたい。」
という気持ちだけで組んだのであまりえらそうな経緯が語れません。とにかくキョダイラプラスが強かった話になってしまいますが、読んでいただけたら嬉しいです。
コンセプトも特にひねりはなく、キョダイセンリツのパワーを存分に悪用して有利に試合を進めるというだけです。
個体解説(以下常体)
ちょすい
おだやか C188 D68 B252
うたかたのアリア/フリーズドライ/こおりのつぶて/ほろびのうた
キョダイセンリツ:5ターンの間、自分の場にあられ不要のオーロラベールを展開する
・C:弱点保険発動フリーズドライでH252-D4ロトム確定1発
・B:物理環境につきBぶっぱ
・D:余り
マジのガチで最強すぎたバケモノ。選出率8割超で間違いなく構築のMVP。
色々な欲張りを孕んだ結果生まれたおだやかBCベースラプラス。数値厨なので耐久合計値が一番良くなる特防に補正をかけた。(今思うと火力重視してBCぶっぱでも良かった)
せっかくダイマックスを切るなら壁貼り役よりもバケ耐久を活かした対面ゴリ押しアタッカーとして扱う方が強いと思い、持ち物は弱点保険。そうなるとこちらとしては素直に殴らずテクいことをしてくる方がだるいので、思考停止電気技を誘うためにあえて構築単位で電気の一貫を作った。対面した電気ポケモンは全員迷わず電気技から入ってくれたのでご満悦。
滅びの歌は一撃技と迷ったが、最低限ダイウォールを使えるというメリットが確実に得られる前者を選択。実際時間稼ぎダイウォールそこそこ使ったし、ラス1滅びで詰めたりもできたので重宝した。
つぶてはとにかく警戒が薄かったおかげでいくつも勝ちを拾ってくれた。個人的には電気技入れるより強いと思う。
いくら対策されようが、無効化されない一致120技を撃ちながら確実に両壁を貼れるのだから実質的に技3つ同時発動の破格性能。どう考えても弱いわけがない。ミミッキュとかと同じでいわゆる「わかっていても強いポケモン」だと思い採用したが、まあ〜〜強かった。正直構築をいくら適当に組んでもこいつ出してれば勝ててしまうんじゃなかろうか、使っていて申し訳なくなるレベルだった。
弱保以外の持ち物が考えられなくなるくらい何戦もの試合を有利に動かしてくれて、持たせた自分はもしかして天才なんじゃないかと思ったが、大会が終わっていざ蓋を開けてみれば上位勢は軒並み弱保を持たせていた。そうだよね~
ミミッキュ@いのちのたま
ばけのかわ
いじっぱり AS252 H4
じゃれつく/シャドークロー/かげうち/つるぎのまい
いや、技構成この4つでほぼ確定なのにこんな強いポケモンおるか?
キョダイラプラスで相手のダイマックスと相打ちをとれるor2体持っていけることを想定すると、残りのあらゆる相手とのタイマンで高確率で勝てるポケモンが欲しくなる。当然こいつしかいない。以上。
選出が決まらないまま残り5秒になったら脳死で3匹目にセットしていた。それでもしっかり役立って勝ててしまうのだから恐ろしい。
絶対陽気の方が良いけど、意地火力のおかげで勝てた試合もあるので今回に限ってはプラマイゼロ。
珠は火力が出るがスリップダメの蓄積が地味〜に痛い。試合をこなしていく中でのろいのおふだミミッキュを使う人の気持ちがめちゃくちゃわかった。
イエッサン♂@とつげきチョッキ
サイコメイカー
ひかえめ CS252 D4
サイコキネシス/サイコショック/マジカルシャイン/マジカルフレイム
執事モチーフに忠実なモーションが好き。タイマーボールがめちゃくちゃ似合う。
サイコフィールドで先制技封じて、からやぶポットデスで全破壊!と考えて採用したが、この動きは45戦中1度もやらなかった。(正直2体使ってそんなことしなくてもラプラスで殴ってりゃ終わることに試合中気づいた)
襷はポットデスに渡してしまっていて、スカーフを持たせてまで抜きたい相手もいまいち思いつかなかったため、チョッキを持たせて対面性能を上げた。
先発に雑に出されがちなオーロンゲの電磁波トリックを防げるのはもちろんのこと、加えてロトムに高確率で殴り勝てたり、サザン対面で悪波耐えてマジカルシャインで落としたり、キョダイラプラスにマジカルフレイムから入って壁ターン浪費させたり、意外と器用。
火力信者すぎてひかえめで採用してしまったが、最速ロトムの上をとること、ミミッキュ相手にワンチャン掴むことを考えたら絶対におくびょうの方が良い。これは完全にミス。
ただ相手にもミスがあって、シャドクロを2回、ダイホロウを1回打たれ、意図せぬアドを得てしまった。新ポケモンのタイプには気をつけよう!
ポットデス@きあいのタスキ
くだけるよろい
ひかえめ CS252 D4
シャドーボール/アシストパワー/からをやぶる/バトンタッチ
真作・あかし付き・マスボ入り。(オタク特有の入手難度マウント)
からやぶ型。パルシェンにはないバトンタッチが使えることにワンチャンを感じた。対面的な戦い方を想定しているこの構築で採用している理由は、ラプラスの壁ターンを利用して新しい詰め筋を作れそうだと考えたから。
実際にはラプラスが鉄壁要塞すぎて壁ターンが後続に残ることはあまりなかったが、襷を持っているだけで仕事できる可能性が上がるし、砕ける鎧もこの物理環境では良い仕事をするので、からやぶしづらい相手でも対面シャドボマンとして選出率はそれなりに高かった。
自分より速い物理アタッカーとの対面で、相手の技を受けて砕ける鎧を発動させながらバトンタッチを押すことで、S2段階上昇鉢巻ウオノラゴンを無傷で着地させられる裏技がある。
アーマーガア@フィラのみ
ミラーアーマー
わんぱく HB252 S4
アイアンヘッド/ボディプレス/てっぺき/はねやすめ
特筆すべきこともないHBアーマーガア。鉄壁ボディプレス型。
ここまでドリュウズが重すぎているため、受け出しが効く駒として雑に採用しただけ。
つのドリルを1発で当ててきたら相手トレーナーに呪いを打つことでケアしようと考えていたが、今大会では壁構築メタのかわらわり個体が多かったおかげで快適なアーマーガアライフを送ることができた。
ウオノラゴン@こだわりハチマキ
がんじょうあご
いじっぱり AS252 B4
使っているとタイプ相性を忘れ頭が悪くなるポケモン。
ラプラスにダイマックスを切ることが多いだろうと考え、むしろダイマックスしない方が強い駒として採用した。レイドで雑に使われる鉢巻エラがみだが、ダイマックス相手ですら一撃で消し飛ばす火力がある。
エラがみは交代先にも倍火力で入るので、自分より遅い相手と対面したらもう脳汁。半減だからってドラパルトなんて受け出ししたら何もできず死ぬだけ。めんどくさいカビゴンやらブラッキーやらへの交代を読んで着地させて「ハイどれか1匹捨ててね〜^_^」ってやるゲームは最高に楽しい。
げきりんはタイプ一致だからと思考停止採用、サイコファングは壁構築やドヒドイデに刺さる偉い技。
正直エラがみ/げきりん/サイコファングで技が完結していると思い、残り1枠にはクソほど適当にこおりのキバを入れたが、かみくだくにしていれば勝てたかもしれない試合が1戦あったのは心残り。あと今思えばバタフリーケアでねごと仕込むのもアリだった。
基本選出
ラプラス対策をしていない構築には初手ラプラス投げからキョダイセンリツでほぼ勝ち。余った奴にはミミッキュぶつけて終わり。
冗談抜きでこれだけで勝てる。
なんかの枠は相手の構築内容によりけり。バンドリドラパミミッキュとかで物理一辺倒に見えたらアーマーガアを入れるし、悪がいなくて先制技が少なそうに見えたらポットデスを入れる、という感じ。
・イエッサン+ラプラス+なんか
相手の手持ちにオーロンゲやラプラスがいたら先発に出てくる可能性が高いため、なるべくチョッキイエッサンを初手投げするようにした。
前者には変化技ケアとしてフィールド張り即バック、後者にはマジカルフレイム連打でキョダイマックスターンと壁ターンを枯らしに行く。
やや弱い初手に見えるが、結局キョダイラプラスが最強なので勝てる。あと単純に特殊受けが環境に少ないのでフィールドサイキネがまあまあ刺さる。
・ポットデス+ウオノラゴン+なんか
高火力詰め合わせ。タイプ受けが多い中耐久の構築や高耐久を寄せ集めた受け回しの構築は、からやぶアシパ連打や鉢巻きエラがみ連打で破壊する。
ナットレイは鉢巻エラがみで中乱数2なので、受け出しに対してはゴリ押しで勝てる。
無理だったポケモン
・パッチラゴン
はりきり電撃くちばしはラプラスといえどさすがに致命傷不可避。下手に電気の一貫を作ってしまっているせいで、超火力の電気ポケモンは構築単位で受からない。
対策すんの完全に忘れてたからもう当たらないのを祈るしかなかった。まあ当たらないわけなかったし、なんならよりにもよって1800チャレンジで当たってしまい乾いた笑いが出た。
ラプラスの弱保を発動させた状態でつぶてを打ち込めばワンチャン身代わりを置かれずに済む。置かれてもアリアで身代わり貫通して削ることは可能。無理やりすぎる…
これを明確に対策していないのはさすがに甘えだった。ガチで無理。ゆるして
・確か他にも何匹かいた
わすれた
こんなところですね。
今大会でキョダイラプラスを使ったトレーナーは、USMのシングルレート環境でウルトラネクロズマを使っているくらいのパワーがあったのではないかと思います。まあ勝てばよかろうですわ。
まあでも、ポケモンのスペックに頼らず、プレイングだけで勝てるようにしっかり磨いていきたいですね。今回もプレミからの一人反省会を何度もしましたし、一生消えない課題だと思います。
これからもマスターランクで遊びつつも成長していきたいと思います!
では、ここまでお読みいただきありがとうございました!ランクバトルでマッチングした時はよろしくお願いします~~
(何も思いつかなかったので構築名は)ないです。
1浪1留文系カスがようやく就職活動を終えた話
スベってません。
こんにちは、就活はウンコです。間違えました、ごれいです。
皆さん、就活レートシーズン2020卒、お疲れ様でした。
気温インフレや梅雨解禁といった変化もあり、荒れに荒れたシーズンだったなぁと思います。えっ、終わるのが遅いんだよって?知るかバーカうんちぶりぶり
さて、就職活動に精神をやられたせいでお下品な言葉が大好きになってしまっている私でございますが、
まずはさっそくですが、就活リザルトの方をざっと発表していこうと思います。
【RESULT】
就活開始時期:3月上旬
初内定獲得時期:6月中旬
就活終了時期:7月中旬
志望業種:メーカー(営業職)、IT(営業職 or システムエンジニア)
最低条件:完全週休二日制、土日休み、年間休日120日以上、月平均残業時間30時間以内、接客業NG、ベンチャーNG、転勤有の場合は住宅手当
エントリー社数:50以上
説明会参加社数:20以上
選考参加社数:16
面接以前落選:3
一次面接落選:4
二次面接落選:3(うち最終面接1)
三次面接落選:2(うち最終面接2)
内定獲得社数:4
こうして書いてみるとまともに受けた企業意外と少ない。
せっかくなので、今までの頑張りを振り返るとともに後代の反面教師にしてもらおうということで、ブログに残します。
皆さんがこのブログを開いた理由としては人により様々あるとは思いますが、今回はこれから就活を控えている方々の参考になるように若干寄せて書きました。
これくらいの時期になると、インターンシップへの参加を考えている3年生も多いのではないでしょうか。
長くはなりますが、ぜひ読んでいってもらえたらと思います。
ひとつ前提知識として、就活の大まかな流れは、
就活サイトから企業にエントリー*1
↓
説明会*2参加
↓
ES*3または履歴書の提出
↓
適性検査*4の受験
↓
面接複数回(平均3回)
↓
内定ゲット!!
このパターンが大多数を占めます。
就活用語が頻発して何言ってんのかわからんって具合だと意味がありませんので、その都度注釈をつけていきます。これで就活を一切知らなくてもある程度読めるつくりになるはず。
それでは2019年1月から書いていきましょう。
と、その前にまずは当時の自分のスペックを紹介だ。
・MARCH大学文系学部。1浪1留(残単位数20)。留学経験無。ゼミ無所属。
・留年の原因は単位不足。単純に勉強だるくてサボってたら死にましたという感じ。ギリでとれた単位ばかりなので、成績表の約半分が最低評価のCで埋まる。
・サークルは①ポケモン(副代表)、②小規模のマイナースポーツ(渉内・合宿係兼任)。ここに関しては一般的な大学生と比較して話せることは多いか。
・アルバイト経験は複数回有。しかしどれも長くは続かず、大した成果も上げられず。
・資格は運転免許と英検準2級のみ。どちらも就活で評価される要素ではないので、装備無しに等しい。TOEICは未受験。
・インターン参加経験、実は有。2018年12月。しかし、ミーハー心で参加したわずか3時間のもので、評価対象になるグループワークでも一切役に立たず終わったので、ガチで無意味。
・就活の事前知識は絶望的。基本的な流れはおろか、就活用語の意味すらほとんど知らず。2018年5月に行った学内の就活ガイダンスを通してマイナビリクナビその他の就活サイトに登録させられてはいたが、メールがあまりにもしつこいし内容も意味不明なので、すぐにGmailの通知を切り1通も読んでいない。
まあタイトルに恥じないカスぶりじゃないかなと思います。
このゴミカスが就活を通してどう変わっていくのか、見ていきましょう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【1月】
・何もしない
冒頭から早速変わる様子が見えなくて草
就活関連のことは何もやっていない。本当に何も。
いきなり話が変わるが、試験前に「全然勉強してない!」とほざく人間は大きく二つに分けられると僕は思っている。
「自分の目指す水準に到達できていないという意の上で発言しており、勉強自体は普通にやっているので平均点程度は最低限取れる、いわゆる信用不可能タイプ」、
「本当に文字通り勉強していないので、試験などと言われて点が取れるはずもなく平均点の半分取れるかすらも怪しい、いわゆる信用可能タイプ」、
の二つである。
僕は圧倒的に後者であり、先の「就活関連のことは何もやっていない。」という一文においてもその例に漏れず、マジモンの「何もやっていない」なのである。何なら焦燥感すらもなかった。
というわけで正月は餅食いながら正月番組観てたし、正月が終わったらポケモンGOやってたし、月末は期末試験ラッシュに殺されてた。
【2月】
・何もしない
周りが着々と就活の準備を整えているらしい中、相変わらずガチで就活の「し」の字も無かった。
3月からやれば間に合うっしょの精神で生きていたが、今思えばど~~~~考えても遅い。自己PR*5とガクチカ*6作るくらいはやっとけってほんとに。
ひそかにだらだらやっていたマッチングアプリで色々あって、完全に「女はクソ」が口癖のメンヘラになっていた。(このブログやTwitterでは詳細には書かないと思うので、気になる方は個人的に聞いてください)(聞いて欲しそうな顔)
【3月前半】
・東京しごとセンターへ通い始める
・セミナーに参加する
・自己PRとガクチカが定まる
まあ3月になっちゃったしさすがに頑張るかぁと、重い腰を
なーかなか上げなかった。
就活解禁!就活解禁!と叫びながらマイナビリクナビに突っ込んでいくTLの3年生を見ながら戦慄していた。
ちなみにこの頃の僕は「え、そもそもエントリーって何?どうやるの?やったら何が起こるの?」という感じだった。就活に関する知識が冗談抜きで10%程度しかないまま、新卒戦争に放り出されたのである。(被害者面)
やるべきことが一切分からないこの状況、ケツを叩いてくれる誰かがいないと一生動かないままだと大学受験などの経験からわかっていたので、
以前から友人がオススメしてくれていた『東京しごとセンター』に通い始めた。
『東京しごとセンター』とは、東京都が設置した公務サービスで、いわばハローワークの上位互換みたいなものだ。
アドバイザーさんが固定でついて相談に乗ってくれるほか、就活準備のための各種セミナーや合同説明会*7も用意されている。就活に関して最初から最後まで世話をしてくれるやさしい施設だ。
あらゆる物事において形から入るタイプの僕は、それらを一通り受けることで、就活を始めた気になることにした。
セミナーの内容は自己分析*8、ES書き方講座、面接対策、グルディス*9対策など基本的なもの。ぶっちゃけ3月じゃなくて去年の内にやっとくべきだったんだろうなぁという内容だった。
ただ、これらを受けたことで基礎知識は間違いなく整ったし、今の自分には何が足りていなくてこれから何をするべきか、というのも結構見えてきたので、就活わかんなすぎワロタという関東圏の人には東京しごとセンターはかなりオススメできる。
3月からじゃなくてもっと早い時期から利用可能。登録費・参加費全部無料だし行き得。
そして、アドバイザーさんにも手伝ってもらいながら自分のクッソ薄い人生を振り返り、今後の就活においてずっと使い回す自己PRとガクチカをなんとか完成させる。
前者にはアルバイトでの経験、後者にはポケモンサークルでの経験を活用した。
【3月後半】
・説明会に参加する
・業界を絞る
・エントリーを始める
・はじめてのおいのり
おじいちゃんすぎてマイナビリクナビのシステムが理解不能だったのだが、月中旬ごろに地元の1浪1留仲間(去年就活の経験あり)と飲みに行った際に、ようやく使い方を教えてもらう。
あまりに何も知らなさすぎる僕を「いやそろそろ真剣になれよ…」とマジトーンで心配してくれたので、その後説明会に行くくらいの誠意は見せることにした。いや誰のために説明会行っとんねんコイツ。
まあでもいかんせん特にやりたいことがなかった(理由:そもそも働きたくないため)ので、適当な企業3社に留めた。
今思えば、業界を絞る段階でこそ視野を広げるために様々な業界の説明会にたくさん参加するべきであり、中途半端に参加したつもりになるこのムーブは間違いでしかなかった。
その中の1社ではその場で適性検査も受けさせられたのだが、自分の性格に超正直にマークしたら普通に落とされた。早くもお祈り*10童貞卒業である。
あ、僕ってやっぱ社会不適合者なんだなぁ~ってなったし、就活は正直者が馬鹿を見る世界であると悟った。(もちろん適性検査にしろ面接にしろ、偽るにも限度があるとは思う)
他の2社もう~~んなんだかな~~と放置していたら選考参加の締切が過ぎてしまった。説明会行った意味とは。
すでに50社近くにエントリーをし、ES提出地獄に追われていた就活生も周りにはいた。
しかし、やることが多すぎるとフリーズしてしまうバグを抱えている自分の場合、同時並行の選考は多くても5社程度に絞るべきと判断。
そして、なんとなくでもいいから業界を絞らなければこの先効率が悪いと感じた。
なんとも愚かな事に、説明会にろくに参加していないので各業界のイメージがあまりにも乏しい。
乏しいながらも、今現在自分の興味のないことや頭使いそうな難しいことはやりたくないなぁという子どもおじさん的考えにより、自分の好きな物(お菓子、文房具など)に携われる「メーカー」と、パソコンいじれるし成長性もある「IT」に絞る。
というわけで、月末になってようやくまともにエントリーを始める。
【4月前半】
・危機感が生まれる
・説明会にひたすら参加する
・オタクの就活ブログを読み漁る
最終面接に進む人や何なら内定をもらう人がちらほら現れたこと、それに対して自分はエントリーが少なすぎて1次面接すらもまだ経験していないこと、冷静に考えて業界・企業への知識理解があまりにも浅いこと。これらからさすがにようやく危機感が生まれ始める。
持ち駒を増やすために説明会に参加しようにも、この時期になるとそもそも有名どころの企業はだいたいエントリー自体締め切っててワロタ~(汗)という感じ。志望度が高かった文具メーカーの大手に関してはもうほとんど残っていなかった。
みんなが先月マイナビリクナビに押しかけてた理由をここに来てようやく理解した。遅かったねぇごれいくん。
説明会の予約にありつけたとしても、そのほとんどは平日の朝~昼に行われるため、大学の講義と日時がクソほど被る。
とはいえ説明会に参加しないと選考に進めないタイプの企業も多数あるため、モヤモヤしながら行く羽目に。だから単位に余裕ない人は3月に説明会行けるだけ行くべき。これはほんとに。
また、精神安定剤の1つとして、オタクが書いた就活ブログをTwitterから探し回って読み漁った。
他者がどのようにして就活を乗り切ったのか、そりゃ気になるに決まってる。でも、夏冬ともにインターンに行ってボランティアにも行って云々みたいな意識高い大学生のブログを見ても、別次元すぎてミリほども参考にならない。
3月から就活始めたゾ(クレヨンしんちゃん)(脚本:ムトウユージ)みたいな意識低い系の同志。自分の今やっている事が果たして正しいのか否かを知るために、彼らはこの時期何をしていたのか、その情報がひたすら欲しかった。
【4月後半】
・第一志望が定まる
・ES・履歴書提出ラッシュ
現時点での持ち駒の中で一番面白そうなことをやっているメーカー企業(以下K社とする)があり、ここいいなぁ~と漠然と思っていたのだが、そこのグルディス選考を無事通過。
選考通過はそれ即ち企業から存在を肯定されることと同義であり、それだけで一瞬にしてガチ恋。K社が当面の第一志望となる。
ただ、K社ばかりに夢中になってはいられない。
説明会参加を重ねた分、ESや履歴書、適性検査を提出することが増えてきた。ようやく就活っぽくなってきたぞ。(とても遅い)
提出書類を書く際は、就活において1つの絶対的な軸を持っていることを主張しながらも、その企業が
①何を強みとしてドヤ顔しているのか、
②どういう人物を求めているのか、
の2つを企業HPや説明会から知り、自分の考え方や性格を微妙にそこに寄せるよう心がけた。仮に自分が人事だとしてこの人を信頼できるか、という視点も大事にした。
そのおかげか、書類選考だけは就活中一度も落とされていない(まあ適性検査で落選したとこもあるんですけど)。
ちなみに大学事情。ろくに出席できず講義を追えていないこの状況、もう両立は不可能だと判断し、開き直ることにした。出席点のない講義にはほとんど出ていなかったし、出るつもりもなかった。
期末試験が迫ってくるまでは、大学の時間割は一切気にかけずに就活の予定を入れ、たまたま予定が入っていなければ大学へ行く、それこそ「行けたら行く」スタイルとした。低スペックなンで就活以外のことに手ェ回らないンだわ。
【5月前半】
・大学のキャリアセンターへ行く
・面接練習を積む
・はじめてのめんせつ
4月に説明会に参加した企業の選考が進み、ついに面接を受けることに。5月だけで一次面接の予定が7件入った。
さすがにそろそろ詰めていきたいと思い、大学のキャリアセンターへ面接実践に行ってみることにした。(行動が一々遅い)
今までも東京しごとセンターのセミナーで軽~く実践は積んでいたものの、キャリセンでも同様のサービスを提供してくれているそうなので、面接実践はいくらでも積み得だと思い、ガチ両刀を志す。
しごとセンターでの面接実践はひたすらグループ面接*11+面接官役からのフィードバックの繰り返しだったが、弊学のキャリセンでは自分が面接官役に回るターンがあり、他の就活生を客観視することが可能になっていた。
これを数回やってみると「あー確かにこの質問来たら詰むなぁ」「ここ深掘りされるとキツイなぁ」「この人の答え方参考になるなぁ」など、学ぶことがとても多かった。どうやら自己分析がまだまだ足りていなかったらしい。
そこからは、自己PRとガクチカに関しては「なんで?」を数回投げられても一貫性のある回答でもって答えられることを目標として、自己分析を進めた。自分がどういう人間であるかを、完全にありのままではないものの、説得力をもって説明できるように心がけた。
ちなみに、面接実践は各々が想定企業を一つ決めた上で行われるのだが、JALとか東京メトロとかの超大手を志望している人が多くてチビりそうになった。やはりそういう人達は言動が全て洗練されていて、参考にできた。
僕は常にK社を想定企業とした。ガチ恋勢なので。
そして初めての面接を迎えるわけだが………
練習を積んだはずでも、実際に会社の人間を目の前にすると緊張してしまい、言おうとしていた内容を忘れてしまう始末。今思い返すとひどい受け応えだった。落ちたな(確信)
そんなポンコツな自分に萎えつつも、選考をこなしながら説明会に参加し持ち駒を増やす日々が続いた。ここらへんの時期が何気に一番忙しかったかもしれない。
業界研究および企業研究*12については、説明会で得たパンフレットを読んで「へ~そうなんだ」という感じで取り組んだ。元々興味のない企業は受けていないので、思ったより苦にはならなかった。
【5月後半】
・サイレントお祈りガチアンチになる
・第一回面接ラッシュ
初めて面接を受けた企業から連絡が来ない。こりゃ落ちただろうなというのは感覚的にわかっていたが、連絡が来ないとはどういうことだ。
合格者は21日に二次面接だと言っていたが、20日の夜になっても連絡は来なかった。ああ。これが噂に聞くサイレントお祈り*13ってやつか。
や、確かに僕の面接内容はクソザコだった。最初だしこんなもんかぁと、捨てゲーと思うことにした。落とされたことに怒りはない。
落とされたこと自体にはね。
でもよ。落とすにしたって一通の連絡くらいよこさないか?個人個人に文章打って送るならともかく、コピペだろ??それすらしないって何なんだ???放置された相手が不快になることの想像がつかないのか????それとも感情のないロボットでも相手にしてるつもりか?????いや僕だって普通にひとりの人間なんだが??????報・連・相を常日頃から口酸っぱく言ってる社会人が???????たった数行、一通の連絡すら怠る????????それが常態化してる企業って冷静に考えなくても最悪じゃないか?????????早くサイレント退職の社員にまみれて倒産してくれな??????????
その企業は某大手飲料メーカーの子会社に位置するユーザー系IT企業だった。もちろん親会社に罪はない、けど坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
少なくとも就活中はその会社のドリンクは一切買わないことで、仕返しをしている気分になっていた。心が狭いね。
その後も面接が続き、まあ落ちたり通ったりした(新宝島)。面接実践を積んだというのに未だ要領を得ず、この頃は一次面接落ちもザラであった。情けない。
そんな中でもK社の一次面接は無事通過。合格の連絡をもらった時には完全に目がハートになっていた。もうK社にしか行きたくないと思い、K社へ入社後の自分をイメージするのが当分の趣味となった。それからは、K社がマイページにあげているweb会社説明会*14をASMR代わりにして何度も聴いた。入念な準備をした上で、5月末に二次面接も受けた。
一方で、他の企業の選考では悪質な圧迫面接*15もあり、最悪な気分にさせられたりもした。ただ、それについては詳細を書くわけにもいかないので、知りたい方は個人的に聞いてください(聞いて欲しそうな顔)。
【6月前半】
・第一志望からのお祈り
・乱れ打ちエントリー
・はじめてのないてい
激動の時期。
まず、病み期が訪れる。
K社の二次面接の結果が、不合格だったのだ。連絡がやたら遅い時点で察してはいたが、そりゃもう絶望した。
もうどんなに頑張っても、新卒としてK社に入る夢は叶わない。その事実がひたすら重くのしかかった。
今までの就活中、本来無気力な自分を支えていたのは、K社への入社意欲ただ一つに他ならなかったらしい。びっくりするくらいやる気がなくなった。例えるならまるで彼女にフラれた時のように、心にぽっかりと穴が開いてしまった。
気づいたら残弾がもう5つしか残っていなかった。K社という理想ばかりが先行し、正直周りが見えていなかった。自分の盲目具合を思い知らされたと共に、自分が就活底辺層をひた走っているという事実をようやく認識した。
ああ、こうなったらもうどこでもいい。K社以外で働きたくなかったし、もうどこ行ったって変わんない。無い内定の友人と協力体制をとり、ここにきて10社ほどにエントリーをかました。
………しかし、ここで一筋の光が差す。
残弾のうち志望度が低いところから内定が出たのだ。呆気にとられた。
そこは、K社の不合格通知をもらった後どうでもいい気持ちのまま最終面接を受けた企業だった。一切緊張せず物欲センサーが働かなかったことが功を奏したのだろうか……。
いやしかし、人生において初めての内定である。嬉しいものは嬉しい。こんな自分に活躍の可能性を見出し、億単位の金を払おうとしてくれる。そんな企業が存在したという事実を思うと、社会から認められたような感覚でたいへん気分が良くなった。
ここで就活を終えれば、精神的にかなり楽だろうな。もうしばらくスーツを着ることもないし、何よりこの最悪な髪型とおさらばできる。(デコの広さがコンプレックスで常にマッシュヘアーで生きていたのに、面接では印象を良くするためにデコ出し髪型にしなきゃいけなくて、これが結構なストレスになっていた)
ただ、内定が出たとはいえ、企業ランクとしては下の方。残弾の企業の方が条件もランクも良い。
それを考えると、じゃあここで就活終わりま~~すというのはもったいない気がした。加えて何より、今まで就活の進捗を報告し合っていた仲間をここであっさり置いていくのは申し訳ないという気持ちもあった。1浪1留カスが欲を持ってはいけないとは思いつつも、少し高みを目指してみることにした。
というわけで、衝動でエントリーした10社のうち半分は取り消したものの、残り半分は選考に進んだ。
これ以上の新規開拓は行わず、残弾にケリをつける方針で就活を続行。
【6月後半】
・第二回面接ラッシュ
5月下旬~6月上旬に説明会に参加した企業の適性検査および面接が畳み掛けてくる。
ただ、5月に比べれば精神的には軽いもの。この頃には一次面接は前座程度に考えるようになっていたし、落ちることは無かった。
というのも、ここまで何回も面接を受けてきたことで雰囲気にすっかり慣れ、内定を1つもらえている安心感も相まって、緊張するということはほぼ無くなっていたのだ。
話す内容を丸暗記するよりも、要点だけ押さえてその場でアドリブ気味に話す方が自分には向いていると気づけたのも大きい。
よって、キャリセンにもしごとセンターにも特に頼る必要はないと思い、もう行っていなかった。(別に間違った判断ではなかったと思うが、家に帰ってもダラダラとYouTubeを観るだけなので若干怠慢だったなとは感じる)
残弾が尽きたら諦めて内定先へ行くだけなので、良くも悪くも終わりが決まっていることは精神衛生には優しかったと思う。
【7月】
・死者蘇生
・最終面接ラッシュ
6月中旬に二次面接を受けてから3週間ほど音沙汰がなく、もはや落ちた扱いにしていた企業からまさかの電話がかかってくる。合格らしい。死者蘇生かな?
連絡が遅れた理由については触れられなかったが、おそらく内定辞退者が出て繰り上がったのだろう。ほんとにこんなことあるのか。皆も希望は最後まで捨てずに行こう。
ちなみに僕はその企業のパンフ類は全て捨ててしまっていたので、最終面接に丸腰で挑むことになった。
他の選考もわりかし順調に進み、結果的に7月だけで最終面接が5回もあった。なんとも豪華なお偉いさんツアーである。
そこから何個かお祈りをくらったものの、結果的に最初の内定先よりも良い感じの御社から内定をいただくことができた。頑張りが無駄にならなくてよかった……。
というわけで、その御社の内定を承諾したところで就活終了。対戦ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と、いう感じで僕の就活は終わりました。
なんだろう、就活ってまあクソで間違いないけど、思ったよりは楽しかったかもしれません。いや、もう二度とやりたくはないし、終了直後で感覚が麻痺してるだけだと思うんですけど。
選考結果を待っている間「まだかな~~~」っつってGmailを何度も開いちゃうんですよね。あのドキドキ感は結構癖になってました。企業からの連絡が来ない土日がつまらないと感じるくらいには。
そこに至るまでの努力はクソめんどいけど、選考通過した時の他者から肯定された感じ、自分が社会にどこまで通用するのかを試せる感じは間違いなく好きでした。代わりに落ちた時はメンタルが死んでました。
だから皆さんもゲーム感覚で楽しんだらいいと思います。どうせやらなきゃいけないことだし、それなら楽しいものと思い込んでやりましょう。体育教師じゃないけど、辛いと思うと本当に辛くなるから楽しみ得です。
僕みたいに無趣味な人間だと、普段のクソみたいな日常から生産性を感じることができて案外楽しめるかもしれません。
一方で絶対に言えるのは、就活は総じて茶番だったな、ということです。
だってそう思いませんか?「自己PR」「ガクチカ」「志望動機」。決まりきった項目をテンプレに沿ってアピールして、相手もそれらが本心じゃないと分かっているからこそ、企業によっては面接に向けて「こういうことを話すといいよ」などのアドバイスをくれたりする。お互い暗黙の了解によって成り立っている茶番でしかなかったと思います。
よって、就活を乗り切るために真に必要なのは、主体性(笑)でも貢献意欲(笑)でもありません。ひとえに、茶番劇を盛り上げられる演技力です。少なくとも、僕の場合は面接中の発言や態度の7割はもう一人のボクによるものでした。
ただ、これが不思議なことに、就活をずっと進めていると、本当の僕ともう一人のボクがだんだん融合してくるんですよね。「僕ってこんなにしゃべれる人間だったんだ」「この企業わりとマジで入りたいかもしれない」という具合に。そうなったらもうこっちのものです。
先に述べた「楽しんだらいい」というのは、そういう効果を期待してのことでもあります。皆さんも一流のタレントになるつもりで頑張りましょう。
唐突に偉そうなアドバイスになってしまいすみません。要は「案外気に病むことばっかりでもないから気負いすぎるなよ!」ってことです。
本当は就活お役立ち本質情報とかの紹介もしようかと思っていましたが、さすがに1記事にしちゃ長くなりすぎるので今回はここで締めておきます。夏休み暇してたら書こうかな。
7/20 追記
このブログの重要なテーマの部分について書き忘れていたので、追記します。(致命的欠陥)
「1浪1留だから悲惨な結果になってワロタ」ではなく、「1浪1留でも案外戦える!」ということを伝えたかったのです。
よく聞く話として「企業は多少の年齢のズレなら見逃してくれる」というのがありますが、これは結構その通りだったと思います。少なくとも「これ絶対1浪1留のせいで落ちたやん…」という企業はなかったと記憶しています。
そのため、一番大事なのは、そのズレをどう説明するか、だったのかなと。
僕の場合ですが、
浪人については《目標を一途に追いかけることができる》《忍耐強く取り組める》《報われなくてもメンタルの切り替えを大切にする》を示すエピソードとして話すことで、むしろ自分の武器に昇華させました。
留年については完全にただの怠慢だったので、「アルバイトとサークルを優先しすぎて勉強が疎かになりました…」と正直に話しました。こちらは別に何の武器にもなっていませんが、事実バとサの経験を面接においてメインウェポンとして振り回していたので、納得はしてもらえましたし、ひどいマイナスにはなっていない様子でした。
ここで下手な言い訳をすると、おそらく「この子は業務で失敗してもこうやって言い訳するんだろうな…」という印象を与えてしまい、むしろ減点されます。どんな面接官でも、一緒に働きたいかどうか、という視点が絶対的な前提としてあると思うので、そこを疑わせるような発言はしないように気を付けるべきだと思います。
逆にそこさえクリアできれば、1浪1留でも大手企業を目指すことだって十分に可能です。実際、経歴を重視せず人柄を見て採用する企業が大半です。
もう俺の人生終わったんだよ~~などと悲観せず、希望を持ちましょう!!!
ただ、僕のこの経験そのものは決して褒められたものではないと思います。
3年生のうちから夏・冬のインターンで業界を絞り、年が明ける前に自己分析を始めて自己PRやガクチカを定め、1月からは面接実践を繰り返し、3月後半には面接に慣れ切っている、というような就活生の鑑は多いです。
それに比べて、僕は動き出すのが遅すぎました。結果的に納得のいく内定を得るのに7月中旬まで時間を費やしてしまっています。せめて自己分析だけでも3月前に取り組んでおけば1ヶ月は早まったでしょう。
その点では、「怠けてても詰め込めばなんとかなるんか!」ではなく、「怠けたら怠けた分だけ遅くなるんだなあ」と、反面教師として見てもらえたらと思います。
それでは皆さん、ここまで非常に長い文章になってしまいましたが、読んでくださりありがとうございました!
皆さんの成功を心から願っています!(縁起が悪いので「お祈りしています」とは書かない)
てかマクロ経済学に詳しい方いたら基礎の部分だけで良いんで教えてください。これ落としたらもう1留確定なのに全然わからんし1週間後に試験あってガチで詰んでます。
大学講義と就職活動は極力両立しましょう
7/25 追記
落ちたと思ってた御社から内定出たのでリザルト修正しました
以下注釈ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:マイナビやリクナビの機能。これを行うと、今後はその企業から選考に関する連絡を一斉送信メールにてもらえるようになる
*2:企業が就活生に自社のことを知ってもらうために開く会。平均1時間半。説明後に試験など、同時に選考を行う企業もある
*3:企業が項目を用意したオリジナル履歴書のようなもの。大体はネット上で提出するが印刷からの手書き提出もたまにあり
*4:企業が用意した学力テストと性格診断。結構正確な結果が出るらしいが、性格診断は回答次第で別人格になりすますことも可能……
*5:自分の能力をアピールする文章。履歴書やESにはほぼ必ず書くことになるため、あらかじめ作っておく必要がある。自身の成功経験を詳細に書くのがテンプレ化している
*6:学生時代に力を入れたこと、の略称。勉強でも研究でもサークルでも、学生時代にこれを頑張ったぞ!というのをアピールする。これも履歴書やESにおいて自己PRと並んでほぼ必須
*7:たくさんの企業がそれぞれブースを用意し、来訪した就活生に簡易的な説明会を行うイベント。多くの業界を見て回りたい就活序盤は積極的に参加したいところ
*8:自身の人生を振り返り、自分という人間を分析すること。決まったやり方はないが、何を考えて○○を始めたか、困難に当たった時どんな行動をしたか、どんな時に喜びややりがいを得たか、という広い視点から探る必要があり、友人や家族に協力を求める人もいる
*9:グループディスカッション、の略。選考のひとつとして面接とは別に行う企業が一定数存在する。3~8人の就活生で、企業から出される一つのテーマについて20~30分間討論し、結論を出す。協調性や理解力が試される
*10:選考で落ちること。不合格を通知するメールの末尾には「○○さんの今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます」などと嘘くせえ文が必ず添えてあるので、俗称として「お祈り」が広まった
*11:面接官に対して複数人の就活生が並び、同時に選考が行われるという面接形式。就活生同士は基本的に干渉し合わず、面接官から話を振られるまで各々ひたすら待つターン制になっているのが主流。選考の効率化のため、一次面接は特にこの形式が多い
*12:業界や企業について知識を付けるためにお勉強することを指す就活用語。知識がないと面接でまともな志望動機が言えなくて困ることになる。説明会に参加したりネットで適当に調べたりが丸い
*13:企業が選考結果のメールを送らないことをもってお祈りとすること。合格者にだけメール送るよってこと。就活生からはかなり嫌われている
*14:ネット上で視聴できる会社説明の動画。何度でも視聴可能だが、用意してくれている企業は少ない
*15:人により定義は変わるが、一般的には、面接官が横柄な態度をとったり人格攻撃をしたりなどして就活生を威圧するような内容の面接のこと。一応就活生のストレス耐性を見る目的があるらしいが、それを選考段階で行う時点で決して良い職場ではないと思われる……
青春の1ページ(笑)
どうも、高校一年生の頃のごれいです。(オタク学生三種の神器:メガネ・ムダに長い髪・常に学ラン(カーディガン姿でうろついてるヤツ大体敵))
僕、前から思ってることがあるんですけど。
陽キャって誕生日プレゼントめっちゃもらいますよね。マジでえげつない量もらう人いますよね。
もらったプレゼントを一面にざっと並べて写真撮って「みんなお祝いありがとー!」って投稿するやつやりますよね。あれ、
僕がやるとこうなります。
というわけで、今回は誕生日に関する小話です。
時は僕が高校1年生の頃に遡ります。
これまた陽キャ特有のイベントなんですけど、
その日誕生日の奴が朝教室に入ると黒板に「〇〇誕生日おめでとう」ってでっかく書かれてて、みんなが「&♪@$※〒~!!!笑笑」ってそいつに駆け寄って、
囲まれたそいつは「えーまじか!ありがとーー!!笑笑」って照れてるみたいなやつ、ありましたよね。男子校にはなかったノリかもしれませんが、少なくとも僕の通っていた共学の高校にはありました。(ここマウント)
僕はそれを目にするたび、
はーうるっせえなぁ~、誕生日くらいでギャンギャン騒ぐなよ……
…とまでは実は思っていなかったんですよねぇ。
なぜなら、
色々痛い勘違いをしながら生きてきた当時の僕は「もしかして僕も同じ感じで祝われるのでは…?」とひそかにドキドキしていたからです。
というのも、体育祭シーズンにクラスメイト全員が自己紹介シートにガッツリ自己紹介を書いたものを一冊にまとめた「体育祭ブロック誌」なるものが配られていたので、そこでみんなの誕生日がいつかは把握できるはずで、
「誕生日が認知されていないせいで誰からも祝われない」という陰キャあるあるは起こりづらい、それゆえ僕もなんだかんだ祝ってもらえたりするんじゃないか?と考えていたのです。今思えばとんだ自意識過剰ですね、誰もお前のページなんて興味ねえよどこから湧いてきてんだよその自信、そこらへんの公園で穴掘って温泉湧かす方がまだ現実的だわカス
僕の誕生日は12月19日です。(オタクくんたちが覚えやすいように言い換えると、声優の上坂すみれさんの誕生日と同じです)
そして僕は、これがクラスで最高ランクの陽キャ女子ユイちゃん(仮名)と同じ誕生日だということを先述のブロ誌を読んだことで知っていました。なんなら前に優しく接されて以来その姿を目で追うくらいには惚れていたので余計に覚えていました、こんな僕にたとえ雑でもあだ名をつけてくれた女の子は物心ついた頃からカウントしてユイちゃんが初めてです(超絶早口)(オタクは誰にでも優しい陽キャ女子に片思いをしがち)(通るわけがないので告白やアプローチはそもそも選択肢にない)
あのユイちゃんと一緒の誕生日ともなれば最悪「ついでだしごれいくんも入れてあげよう」的な流れにはなるだろうという気持ちがありました。そんなわけで余計期待が高まります。
12月19日学校行きのバスの中のぼく
「やっぱ祝われちゃうかな~今日、ハァーー困ったもんだな、ちょっと心の準備しとくか……スゥゥゥ………」
普段陰の者だからキョドらないようにしないと、と気を引き締め。
学校に着き、教室のドアを開ける。
…………まあここまで読んでる皆さん薄々わかってるでしょうけど。
当然そこに僕の名前はなく。ユイちゃんおめでとう!!」のみがデカデカと書いてあったわけですよ。
僕の名前を呼ぶ人などひとりもいません。黒板の前では女子6人くらいがユイちゃんを温かくお迎えする準備をしています。
ぶっちゃけこうなるだろうなと想像がついていた僕はガッカリはしたけどため息をつくほどでもなく、ただ虚無感に包まれながらいつものように誰からの挨拶も受けずに自分の席につき、iPodでお気に入りの曲を聴き込むモードに入ります。Mr.Childrenのニシエヒガシエは名曲
そのうちユイちゃんが登校してきたようで、騒がしくなる教室内。
人気者はいいですね~。祝ってもらえなかったことなんて今までの人生で一度もないんだろうなぁ。はぁー負けました~、はいはい、おめでとさん。とか思いながら、iPodの音量を上げる僕。
すると。
女子の集団がそろそろと僕の席に近づいてきます。
え、まって、マジ?と挙動不審にイヤホンを外すと………
女たち「お、おめでと~…笑」
ぼく「…え?(状況を飲み込めず言葉が出ない)」
女たち「え、違った?今日誕生日だってユイちゃんが…」
ぼく「ア!(音量調整ミス)そ、そうだよ!」
女たち「よかった~笑 ごれいくんおめでとー!」
ぼく「アッ、、アッ、ドゥフッ、、スゥゥゥ、アリアドス……(あしながポケモン)」
女の子複数人に囲まれるという通常プレイではありえない状況が起こったことによる混乱、誕生日を祝ってもらえた嬉しさ、上手くしゃべれなかったことへの反省、
色々混ざり合って、顔が真っ赤のまま放心状態になりました。
タイミング的におそらくユイちゃんが「ごれいくんも誕生日なんだよ~!」とみんなに教えてくれたのでしょう。かわいい上に陰キャに優しいとか聖人かな?もしかして俺のこと好き?(笑)
そんなことがあって、ますますユイちゃんのことを好きになってしまったし、なんなら祝いに来てくれた女子全員好きになりました。女子の皆さん、オタクは優しくしてあげればマジですぐ堕ちますよ。
というわけで、これといってオチはない思い出話ですが、女子に20秒弱囲まれるだけでも陰キャにとってはブログに書くほどの大事件になるというお話でもありました。以上。
女子が去って行ったあと真顔のつもりだったのに隣の男子(そんな仲良くない)に「ごれいくん今までにないくらい笑顔だねw」と馬鹿にされてめちゃくちゃ恥ずかしくなりました。
【USUMシングル66】極湧泉杯使用構築 思い思いののろいのろい【QRあり】
ごれいです。(挨拶ボキャ貧)
いやぁーポケモン記事けっこう久しぶりですね。
毎シーズンレート潜ってたらポケモン記事も増えるんでしょうけど、いかんせんモチベが続きません。残念。
ちなみに最近はポケモンGOにハマっています。近所バルビート多すぎるから早く業者によって駆除されてほしい
さて今回はですね、
今までのシングル66の大会等において優秀な成績を修めた者のみが参加できる招待制の大会、極湧泉杯に参加してきましたので(ここ自己顕示欲ポイント)、そこで使用した構築の紹介記事になります。
僕は去年の大湧泉杯でベスト4に入った事でギリ招待され、それ以外は何もパッとしないプレイヤーなので恐れ多さはあったのですが、
まあ招待と言われたら参加したくなっちゃうのが人間の心理としてあり(照)、そもそもシングル66というルールが普通に好きなので純粋に対戦したい気持ちがあり喜んで受けました。
今回は構築を組むにあたって「積み技や大技に頼りきりにせずやってみる」をテーマとしました。
以前からなんとなく「自分は必殺技やデカいギミックを使わないと勝てない」という思い込みがあり、前回もバトンギミック入りの大胆な構築を使用していました。
確かにバトン構築は決まれば事前の削りすら不要なほど強力です。しかし、やはり準備にターンがかかりがち=隙を見せがちであり、更にそこには黒い霧や吹き飛ばし、呪い等の明確なメタも複数存在します。
このルールにおいて低リスク行動に逃げがちな僕はこれらに怯えてなかなか展開していくことができず、バトンを通しての勝利ってそこらへん徹底的にケアしないと案外上手くいかないなぁと試合中感じていました。実際バトンせずに殴り勝つパターンが大半でしたし、僕自身なんやかんやその方が戦いやすいような気が薄々していました。
それを踏まえて、今回はシングル66の基本的な勝利プランとされる「取り巻きでサイクルを回して終盤にエースで掃除する」に重きを置きつつも、「まずこれをしておかないと展開できない」を作らずに組んでみることに。
というのも、このプランにおいて着実に削るにはとにかく相手に隙を与えないことが大切で、着地させたら即動かせるというような形が理想的だと思ったわけです。そのため、エースとアタッカーには積み技要らずのポケモンを採用しました。
裏には優秀なタイプの受けポケモンを置き、更に対面操作技を絡めてアタッカーの消耗を防ぐことで、事故が少なく柔軟な立ち回りができる構築を目指しました。
というわけで今回の基本コンセプトは、
ハッサム(削り・対面操作)、マンムー(削り・ステロ)、水ロトム(受け・対面操作)、アローラベトベトン(受け・詰ませ)、オーロット (受け・削り)の5体をフルに使って相手サイクルにひたすら負担をかけつつ、蓄積がたまったところで対面操作や死に出しから安全にメガゲンガーを降臨させ、1匹ずつ処刑していくというものです。
1匹倒した後は相手の死に出しからメガゲンガーが不利をとるポケモンが出てきがちですが、エスパーゴースト悪を起点にできるベトベトン、地面を起点にできるオーロット、地面を透かして対面操作が可能なロトムという具合に引き先がしっかりいるのでそうそう困りません。
ゲンガーが倒されても、相手パーティー全体に一通り蓄積を入れていればハッサムのバレパンでも詰めていくことができます。
並びはこんな感じ。
ちょっと目に悪そう
それでは個別解説へ移ります。
ゲンガー@ゲンガナイト
特性 のろわれボディ→かげふみ
おくびょう B4 C252 S252
実数値 135-×-81-182-95-178
→ 135-×-101-222-115-200
今回のメガ枠でありいわゆるエース。身代わりや鬼火を絡めて凝るよりも結局雑に殴る方が自分の性に合っているだろうと思い、最近流行り(?)の小学生ゲンガーに落ち着いた。
シャドボヘド爆はメインウェポン、気合玉はシャドボとの補完が最高でかつ追い打ちバンギに突っ張って倒すための技、こごかぜはマンダとランドピンポイント。気合玉は表記上70%の命中不安だけど、小学生特有の気合で必ず当てるので命中10000000%ってかんじだw(そもそもバンギ全然いなくて打つ機会が1度しかなかった)
先述のコンセプト通り、対面操作技や死に出しから安全に繰り出し、削れた相手を逃さずに単純な高火力で葬っていくシンプルな役割。
恥ずかしい話、メガゲンガーはORASの66でも使ったことがあるのに使い方に未だに慣れておらず、特性影踏みを忘れて交代読みで技を押すなどの沼プを晒してしまったことがちらほら。
記憶が正しければこごかぜは今大会で一度も打たなかったし、そもそもランドマンダはHD振りの個体も多く結局安定した処理にはつながらない気がするので、その枠にカグヤ意識で10万ボルト採用するのもありかも。
正直別のポケモンで締める試合が多かったのはプレイングの問題もあると思うので、そういう意味でも個人的に課題の多いポケモン。
ハッサム@こだわりハチマキ
特性 テクニシャン
意地っ張り H236 A252 D20
実数値 175-200-120-×-103-85
調整意図
H 16n-1
普通の鉢巻ッサム。正直ゲンガーなんかと並んでたらメガじゃないって一瞬でバレるよなぁ。
実はこの構築の始点であり、元々の採用理由は「火力のある先制技持ち」という点から来ている。USUM環境に入ってから対面操作兼エースポケモンとしてフェローチェが特にヤバいと話に聞いていたので、安易な全抜きムーブをバレパンの存在で抑止しつつ対面で交代読みとんぼを押すことで有利サイクルを回してやろうと企んでいた。ちなみにフェローチェには一度も当たらなかった(いつもの)
序盤~中盤は高火力とんぼで対面操作するなりはたきで回復実や残飯を落とすなりで相手のサイクルに負担をかけていき、終盤はスイーパーとして先制技連打マシンになってもらう。
高速炎打点が構築単位で重すぎるので、残り1枠には石火を採用した。メガバシャに当たった時に事前の削り+石火+フレドラ反動で落とすことができたので役に立った。
先制技をメインウェポンとして扱える特質とその圧力のおかげで、ほぼ全試合で1つ以上デカい仕事ができていた。バレパンの圧で交代を迫っておきながら繰り出されたポケモンの持ち物をはたいてHPバチコリ削れる上にストレスフリーに動けるのが気持ちよかったし、終盤バレパンによる詰め性能も尋常じゃなかった。やっぱり好きなポケモンが活躍してくれるのは嬉しい。
マンムー@コオリZ
特性 あついしぼう
いじっぱり A252 D4 S252
実数値 185-200-100-×-81-132
一般的な技構成のステロマンムー。なる早でステロ撒く&高火力で1体でも多くゴリ押し。
削りを重視し氷柱針ではなく氷柱落としを採用、更に威力160のレイジングジオフリーズとしても打てるようにした。受け出しされやすいカグヤやムドーをドカンと削ってやろうという目論見。
手持ちに残っているだけで電気やマンダやランドロスを牽制できるのでその点はいつも通り頼もしかった。しかし、ステロ撒けて相手削れれば上々くらいの気持ちから扱いが雑になってしまい、コオリZを切るどころかステロを撒く前に倒されがちだった。ホントにマンムーを世界一雑に使っていた自信がある。反省。
ハッサムとマンムーでも削れないような相手はCの高いメガゲンガーで叩けば大体どうにかなるイメージ。
ロトム(ウォッシュ)@ウイのみ
特性 ふゆう
ずぶとい H252 B68 D188
実数値 157-×-149-125-151-106
調整意図
D 余り(後で調べたけどアーゴヨンのZ流星群確定耐えしたり霊獣ボルトの10万2耐えしたりできるらしい)
受け①。
耐性を活かして対面操作できる両受けクッションとして採用。この構築に求められる耐性を多く有していて、物理特殊問わず受け出しがとにかく多くなるだろうと考えたので耐久に全振り。
クッションついでに状態異常を撒いて後続の負担を減らす。相手によって鬼火と電磁波を打ち分けることで勝ち筋を組み立てやすくした。片方見せておけばもう片方は警戒されない。
流し性能が高い水ロトムが使うボルトチェンジは非常に優秀な潤滑油。こちらに等倍以上の打点を持たないアタッカーに受け出しては交代読みボルトチェンジを押し、何度も後出しジャンケンを仕掛けることができた。
等倍でもどんな攻撃も一発耐えるくらいの耐久に仕上げたため、雑な初手投げからボルチェンで有利対面を作るムーブもやりやすくて助かった。しかし、ベトンやオーロットと違ってHPが有限な以上むやみに投げると負けに直結するので、相手の構築に刺さっていると感じたら等倍相手に安易に削らせない立ち回りも必要だった。
余談だが、おだやか H252 B172 D84 でも同じ数値を再現できる。
ベトベトン(アローラ)@フィラのみ
特性 くいしんぼう
なまいき H252 B4 D252
実数値 212-125-96-85-167-57(S個体値18)
はたきおとす/どくづき/のろい/リサイクル
調整意図
S 最遅ギルガルド-1
受け②。きのみだいすきクラブ会員。
採用理由はカプ・テテフとゴーストの一貫を切るための補完。というのも、特にテテフはハッサムで対抗できない以上こちらに通りが良すぎるエスパー打点なので、特別対策枠を作る必要があった。
メインウェポンであり打ち得のはたき、数値が足りない防御をかためて詰ませるルートも作れる鈍い、回復用のリサイクルまではすぐ決まった。残り一枠の候補には毒突き、追い討ち、クリアスモッグがあったが、単純にウェポンとしての汎用性、フェアリーの迅速な処理、3割毒による蓄積に期待できることを考えて毒突きに落ち着いた。
最初はクリアスモッグで考えていたのでCの代わりにSに下降補正をかけたが、結局不採用になって損した…かと思いきやガルド対面でばちこり活きたので自分にめちゃくちゃ感謝した(ガルドが最遅だったか否かは知らない)
特殊受けとして信用可能な耐久の上、鈍いも物理アタッカーに対して期待以上の効果を発揮してくれて破茶滅茶に強かった。
オーロット@オボンのみorバンジのみ
特性 しゅうかく
ずぶとい H220 B236 S52
実数値 188-×-138-×-102-83
やどりぎのタネ/のろい/まもる/みがわり
調整意図
H 16n-4(きのみ発動最高効率+ステロダメージ軽減)
S 無振り60族+3
受け③。きのみだいすきクラブ会員。
オーロットといえば無限収穫型。相手を流すタイミングで身代わりを置くと、あらゆるポケモンを嵌めることができる。
ここまでで求められる補完として、
①地面・格闘の一貫切り
②胞子・宿り木の一貫切り
③バトン・積み対策
と欲張ったが、無限オーロットはなんとそれら全てを自然な流れの中で行えて、更に交代先にもしっかり負担をかけられる。まさしく理想的なポケモンだった。
持ち物はオボンとバンジ(半分回復実)を気分で使い分けていた。前者は瞬間回復力こそ劣るものの発動が早いため微妙に足りない耐久値と噛み合いが良く、やどみがループの安定性が増す。後者は安定性よりも持ち直す力と受け出しやステロ等の蓄積ダメージへの切り返しが強く、更に呪いを雑に打ってもなお攻撃を受けられるだけのHPが残せる。それぞれに良さがあり、どちらがこの構築に適しているかは最後までよくわからなかった(バカ)。
パターンに嵌れば多くの相手を一方的に削れるのはもちろん、呪いのおかげで身代わり戦術や積みポケにも隙を見せないのがとても心強かった。
当初役割対象のつもりだった地面には結局ロトムを受け出すことが多かったので相性補完を固めるというコンセプトにはそぐわない形になったが、このポケモンが勝ちに直結した試合は複数ありMVP並みの活躍をしていたので、単純な削り要員という意味で構築に合ってはいた気がする。うーん、よくわからん(バカ)。
色違いが草・ゴーストを完全ガン無視した運動会カラーで好き。最近66の構築にワンポイントとして色違いを1体入れるのにハマってる。
こういう感じで、がっつりサイクル戦に寄せてみました。
先発ロトム出しからボルチェンで対面有利を取りに行って試合進めるパターンが多かったです(取れたとは言ってない)。
それぞれのポケモンの役割対象がはっきりしているうえ個々のスペックが高いので、我ながら使いやすい構築だったように思います。
しかし、オーロットもベトベトンもはたき落とすを当てられるだけで実質機能停止してしまう(リサイクルも収穫も一度はたかれると試合中使えなくなる)ので、受け出す前にはたきの有無を確認するためにあえてつっぱるなどしなければならないのが辛かったです。
また、ハッサムのとんぼがえりで思い切り削ってメガゲンガーで捕まえて倒すルートを理想としていたのですが、ハッサムに出てくる受けポケモンが大体炎や鋼やランドマンダであり、とんぼだけではメガゲンガーの圏内までダメージを稼げなかったのは考察不足でした。結局とんぼがえり以外の蓄積を入れるために大幅に遠回りしたり、なんならメガゲンガーを捨て気味に動いてハッサムのバレパンやベトンの要塞化を通す動きにシフトせざるを得なかったりと、なかなかコンセプト通りの展開はできませんでした。
とんぼがえりはダメージ蓄積ではなく対面操作のみの手段としてとらえ、シンプルに撒菱を撒くなどもありだったかもしれません。(今作から教え技で霧払いがばら撒かれたのでちょっとヒヨったんですが、思ったより採用率低いんですね)
こういった反省点がたくさんある中でも一番「これ違うなぁ」と思ったのは、ハッサムの耐久を信用できずにチキってなかなか着地させられず、その結果想定していたものとは真逆の受動的なサイクル戦になってしまっていた点ですね……。
それ以外にももう少し攻撃的に動けば勝てたかもしれない試合は結構あったので、プレイングの伸びしろを感じました。
気になる結果は4-3、ブロック内順位は8人中3位でギリ予選落ち。
悔しい気持ちが残りますが、一応勝ち越しはできていてそこそこ戦える構築は組めたと思っているので記事に残しています。てか正直周りがどうとかってより僕が書きたいねん
自分にとってサイクル構築は使いづらいという思い込みを今大会で解消することができたので、そこは本当に良い収穫になりました。
今後も積極的に大会に参加し、使える構築の幅を増やしていきたいです。
まだ決勝トーナメントが残っているのであれですが、今大会を運営してくださったわいたろうさんに感謝です!
おわりです。
構築名思いつかなさすぎた結果シナジーもくそもない語感だけのタイトルつけちゃったの実はけっこう苦しい。
QRパにしました!
お友達とお試しでシングル66やってみる時なんかに活用してもらえたら嬉しいです。
https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-48C5-9374
女と会話したかった哀れなコミュ障オタクの話
底辺大学生です、早速お話させていただきます、女と会話したかった哀れなコミュ障オタクの話。(長井秀和)(エンタの神様トップバッター)
底辺大学生なので留年がほぼ確実となり、就活をしていない状況である。(この事実はTwitterのツイート頻度でバレている)
単位を取るために必死に大学の勉強するというのが賢い選択ではあるが、これは就活モラトリアムが1年延びたとも言える。
せっかく得られた(?)この1年間、怠惰に生きるのもアレだしどうせなら新しいことに挑戦してみたいな……と思った。
あまりにも漠然とした目標。ただ、新しいことというものはそこら中に転がっている。
何か独学してみるか?毎日ランニングとか始めてみるか?大学入る前にノリで買ってすぐ投げたギターをやり直してみるか?
………色々頭に浮かぶなか、僕はある1つの事実に注目した。
「いや、僕、一般大学生に比べて女性との会話経験なさすぎるな。面と向かって話す練習してえ。」
オタクがとにかく"自分から行けない生き物"であることは自明だが、その相手が異性なら尚更である。それはもうメデューサに睨まれたかのごとく動けなくなってしまう。視線合ってすらないのに。
流石にこれからの人生で支障が出るなと思い、何かアクションを起こすことにした。
しかし、対象がある程度話せる人であり、更には自分に少なからず興味を持ってくれている保証が無いと、とても怖くて対面で話せたものではない。現代が生んだ悲しき社会不適合者かな?てかそれリアルじゃ無理じゃん(無理じゃん)
そこで僕が無い知恵絞って行き着いた答え、それは。
有名出会い系アプリ、Tinderで出会い厨になることである。
リアルでは静かなのにTwitterでは喚き散らかしている哀れな22歳大学生僕、ネット上でなら初手の人格を偽造できるし、なんやかんやそっから流れで友達できそうやなと勝手に思い込む。
そしてそれを簡単に叶えられるのが出会い系アプリだという結論に至ってしまった。さっそくインストール。
Tinderのシステムをウルトラざっくり説明すると、
自分のプロフィールを一通り設定した後、ランダムな女性の写真が1枚表示される(距離・年齢範囲は絞り込み可能)ので、すこだ…wとなれば右にスワイプ(LIKE)、興味なければ左にスワイプ(NOPE)し、次の写真が出てくるので永遠に繰り返すという感じ(最初のうちは変な罪悪感で全然操作できなかった)。
女性側からはランダムな男性の写真が表示され、同じ操作をする。
お互いがLIKEをした場合にマッチング成立となり、個人チャットが可能になる。あとは暇潰しで話すなり会う約束取り付けるなり勝手にやってね、というもの。マッチングはどちらも一方的に解除でき、その場合はチャット不可になる。
盛れてる写真を載せ、プロフも無難にまとめたのでまあマッチング自体はできた。1日に1~3回程度。
しかし、Tinderにおけるマッチングが「両想い」を意味するというのはもはやただの建前だそうで。問題はマッチングしてからなのだと、偉い人のブログにも書いてあった。
更に、どうも男から挨拶しにいかなきゃいけない風潮があるっぽい。少なくとも2週間やってて女の方からメッセージが来たことは1度もない。
だからここは無理をして、相手のプロフの内容と絡めつつ挨拶をしに行く。
それに対する女性の反応。僕の挨拶が下手なせいだろうが、雑に返すが5割、ガン無視が4割、マッチ解除が1割。相手から興味を持たれて質問が飛んでくるなんて、いきなりジャスティンビーバーにでも成り代わらない限り無理。ちなみに僕は生粋の日本人だ。
そして、相手が何か返してくれたとしても会話でうまいことツボを突けなければ完全放置orマッチ解除される。
そう、完全に女性側の売り手市場なのである。若干そういうとこあるよな~どころじゃない、完全にだ。聞いたところによると、出てくる写真全てに見境なくLIKEをした場合のマッチング率は、男性側は1%、女性側は80%とのこと。悲しき現代社会の縮図がそこにはあった。そりゃ女は雑にもなるわ。
数日間塩対応と放置に萎え倒すも、、、
マッチング後に唯一会話がそこそこ続き、お茶の約束をとりつけられた女子がいた。
写真とプロフを見るに、例えるならウェイ系サークルの穏健ポジションにいそうな感じの子。
わかるだろうか、その手の女子は化粧がかわいく、且つ陰キャにも優しそうな空気を含んでいるのだ(キモオタ的完全偏見)。話し方も謙虚で良き。
頃合いを見てお誘いを仕掛け、約束成立したときはさすがにテンション上がった。目的と手段が逆になってないか?
この子とのコミュニケーションをきっかけに、そこそこ会話できる人間になれたらなぁと算段を立てていた。
そんなわけで当日。人間の第一印象を決めるのは性格でも面白さでもなく結局外見なので、髪型や服装をしっかりキメて出かける。この時点でめっちゃドキドキ。
電車の中でもずっとドキドキ。TLに流れてくるすこ絵に意識を向けて緩和を試みる。(この時間めっちゃめちゃいいねした)
結局待ち合わせ場所に着いてもドキドキしてた。
服装を伝えて待ち合わせ場所で待っていると……
来た。
は?控えめに言ってかわいい。
写真の通りだった……。(キラッ!満開スマイル)
女「よろしくお願いします~!」
僕「あっ、ヨヨロシクですwデュフw」
ミニデートの始まり。TNオンナさん、対戦よろしくお願いします!
…
…
…
…………さあさあ、デート内容をダラダラ話すのもアレなので結果と感想だけ。
悲しいかな、僕がこの世で一番苦手なタイプの女だったのだ。
確かに顔は整っていて、接し方も適度にフレンドリー。ぱっと見とても良き人だった。
しかし。徐々に話を広げていくと、何やらおかしな点が多数。
スワイプする時は学歴しか見てないだの、今まで会った人数なんて覚えてないだの、京大生と2年付き合ってたけど振って乗り換えただの、他にもセフレが複数いただの。
つまりプロフから溢れていた健全な感じとは程遠かった。いわゆる"暇な女子大生"に似た感じの、裏垢女子に近い生き物だった。
話している途中僕は悟った。この人、”無理”だ。
別に完璧明鏡止水な女の子を求めていたわけではないのだが、ブラックな要素をここまで前面にガシガシ出されると、僕みたいな世間を知らないオタクはビビリ散らかしてションベンを漏らしてしまう。
こういう系統の女の子は特に、今まで生きてきて触れたことがない生き物なのだ。無理なのだ。(とっとこハム太郎)
百戦錬磨のメデューサを前に、僕は石を通り越して銅像と化していた。
まあこういう話を聞ける場ってそうそう無いし、自分の考えや体験談等も交えつつ相槌は打っていたが、
正直完全に拒否反応が出てしまっていて、相手から見たらすっげぇ渋い顔してたと思う。
更に同時並行でオタク特有の自己肯定感ゼロの偏見無双が始まる。
「いや、そんなバッカバッカ高学歴と会ってたらこんな最底辺オタクと話すのつまんなすぎるでしょ……(心の声)」
「この間にもぜっってえ比べられてるんだよなー、前に会った東大生の方が面白かったとか思ってるよこれ、もう勘弁してくれや(心の声)」
「あーあーあーもう今にでも帰りたそうな顔しとるわこの人、俺も帰りてえよ早く帰ってアイドルマスターシャイニーカラーズやりてえ、よしお互い考え一致したしもう帰るか(心の声)」
結構な時間話したものの、最後の10分間はひたすら沈黙だった。こっちから提供できる話題もないし(会話も萎え寄りの空気だったので音楽やゲームなど平和な話を今更振る勇気はない)、相手も別に話したい様子は無かったし、そもそもお互いもう帰りたい以外の感情を失っていた。
というわけで帰ることに。
女「電車あと5分だ!間に合うかなぁ」
僕「それはちょいきついねー、何線使ってるん?」
女「〇〇線の××方面!」
僕「は???いやいやいやいやなんで同じ電車やねん勘弁してくれハイ1本遅らせま^~す(あー、じゃあ俺と方向真逆だわw)」
会後に社交辞令で「めっちゃ楽しかったです!」的なメッセージが来たけど、これで楽しかったって本気で言ってるなら脳みそバチ狂ってんだよなって思ってたらしばらくしてマッチング切られた。順当。
マッチング運が悪かっただけなのかもしれないとも思ったが、冷静に考えて出会い系アプリなんて男はセックス目当て、女はイケメンとお財布目当てが多数なので、まともな人間などそういるはずがない(この事を2週間考えなかった僕も当然まともじゃない)。
プロフが健全そうな彼女すらあの有様だったので、他の子も僕が苦手で会話すら憚られるタイプばっかりなのかもしれない。そう思うとドチャクソに萎えてしまったので、出会い系アプリで女の子とお話しよう作戦は1ヶ月にも満たずに終わりを迎えた。
親を悲しませないよう、大人しく勉強をしようと思ったのでした。
完全に賢者タイムのさなか、以前に聞いた先輩の話で、「女を捕まえるために躍起になってる自分が客観的に見て気持ち悪すぎて努力する気にならない」っていうのをふと思い出した。
とても気持ちがわかる。
はずだった。
【追記】
5/22
とか言いつつも懲りずに惰性で続けてたらまた別の人となんやかんやでアポがとれて、会話も珍しくめっちゃくちゃ弾んだんだけど、
アポ当日に無言でマッチング解除されて心がヒマラヤ山脈山頂と化した。
もうこのアプリわからんわ。
5/29
食事の誘いが通ったかと思ったら、「◯◯日か××日空いてる?」って返信した数時間後にマッチを切られる。
毎週火曜日は悲報の日かよ。
基本アグロ気味に攻めているので会う約束自体は5〜6人に通ってるけど、これからドタキャンの可能性が全然あるってこと考えたら人間不信になりそう。
6/7
何人かには会った。普通に飯食ったり水タバコ行ったり。
目的を中途半端に達成できたせいでモチベーションが落ちかけていて、前よりは開かなくなった。でも物欲センサーのせいか、マッチ数は1日3〜5回に増えた。まだ頑張る。(こいつ何と戦ってるの?)
7/15
正直完全に飽きてもう開いてすらいない。「〇〇人以上にlikeされています」って表示があるのでスワイプすればすぐマッチはしそうだけど、それすらやる気が起きない。
n人とLINE交換までいったしもういいでしょってことで、知らない人に絡みにいく努力を完全にやめた。会話練習のために始めたのに最終的に自分から逃げてしまったので、これからもこんな調子で生きていくんだなぁとぼんやり思う。当方社会不適合者につき。
ただ、何も収穫がなかったかというとそうではなくて、
何も無い所からトピックを生成するにはどうすればよいかとか、話の中でどういう立ち回りをすれば好かれるかとか、流れを作るコツは会話を積んでいく中でうっすらわかってきた気がする。
まあ〜それでも「沈黙」はある時どうしても訪れてしまい、それをなかなか処理できないとほんとに自分に萎える。Tinderやってる男の人らの話読んでて「沈黙が起きてしまった」とか「言葉に詰まった」とかそういうの一切聞かないんだけど、そこらへん書いてないのはバツが悪いからなのか、別にそうなった所で困らなかったからなのか、そもそもそれらが全く起こらず喋り続けられたからなのか。どういう風に対処してるのかマジで教わりたい。