【USUM制限シングル63】バトルオブシンオウ使用構築 Colorful Standard【最高1741・最終1716 (60位)】
どうもです。
参加者の皆さん、バトルオブシンオウお疲れさまでした!
メガシンカ・Z技・ミミッキュが存在しないシングル63に魅力を感じ、更にシンオウ地方には三値について学び始めた頃の思い入れがあったということもあり、僕もかなり久しぶりに公式の大会に参加してみました。(最後に公式の大会に参加したのは確か第五世代のカントーカップだったので、実に5年ぶりくらいです。)
今はもうメガシンカでしか使われていないポケモン達が珠やタスキを持ったり、下火になってしまったポケモン達がトップメタに君臨していたり、世代こそ違えどまるで過去にタイムスリップしたかのような雰囲気で楽しみながら対戦できて、最終日使って45戦走り切ってしまいました。こういうルールの大会は僕たち懐古厨が喜ぶのでどんどん開いていってほしいですね。
さて、さっそく使用したパーティーから。
今回はボールのチョイスに結構自信があります。スピードゴウカザル、ルアー水ロトム、クイック色違いポリゴンZが特にお気に入り。
まあ特にうまぶったギミックもないスタン寄りな構築ですね。色合い綺麗だしデザインも男男女女不明不明で並べて芸術点は高めに仕上げられたかなと思います。てか今書いてて気づいたけどマリルリ以外全員シンオウ出身ポケモンなんですね。惜しい(?)
組み方もがっつりコンセプト決めたわけでもなく「強そうなポケモン入れてったらなんかパーティーできました」って感じです。
戦績は30勝15敗で最高1741・最終1716で終わりました。1800いきたかったなぁ…。
TNアチェロで潜ってました。当たった方は対戦ありがとうございました!
参考になるかは微妙ですが(そもそもこれから参考になる機会あるのか?)、こんなプレイヤーもいたんだぜってことでよければ最後まで読んでいってもらえたら嬉しいです。
それでは個別解説に移ります。まあ簡単なメモ書き程度に(←ここ有名強者が構築記事の冒頭に書きがちな一文)
ゴウカザル@命の珠
特性 猛火
陽気 A252 D4 S252
ハッサムに構築単位で隙を見せないのと高火力で雑に削りを入れるのが主な仕事。加えて後述のスカーフポリZが処理に困る岩・鋼・ハピナスラッキーに睨みを効かせる。
中途半端にSが高い相手と対面した時はスカーフ持ちの可能性にチキって後ろに引きまくっていたので確実に遅い相手以外はまともに殴った覚えが無い(珠持ち紙耐久特有の意識過剰)。
鉄拳個体を持ってたら雷パンチを採用するつもりだったけど、持ってなかったのでとんぼで埋めた。試合してて「雷パンチがあればなー」なんて場面も思ったより無かったのでこれでよかったかも。しかし猛火は一度も活かせてないしとんぼが役に立った試合もそんな無い。これもうわかんねえな
マニューラ@ラムの実
特性 プレッシャー
陽気 A252 D4 S252
はたき落とす/氷の礫/毒突き/剣の舞
ガブに強い、剣舞採用で受けループに強い、単純に素早くて腐りにくい。特に道具を確実に落とせるこの環境ではたき落とすを高火力一致技として上から打てるのは本当に強い。
マニューラってポケモン自体は強かったけど、なんでタスキ差し置いてラム持たせたのか自分でもわからない。「ここタスキだったらはたき礫で終わりなのによォ」「こんなんタスキカウンター型ならワンパンできてるやんけェ」ってなった試合がめっちゃあったから、ラムじゃなくてタスキにすべきだし毒突きじゃなくてカウンターにすべき。
でも受けに出てきたマリルリを剣舞毒突きで葬れた事案が1回だけあってその時はさすがに気持ちよくなってしもたw(照)
ロズレイド@黒いヘドロ
特性 テクニシャン
控えめ H252 C196 S60
ヘドロ爆弾/ギガドレイン/目覚めるパワー炎/宿り木のタネ
S:準速ハッサム+1
水ロトムメタ枠なのでSは最低限にしてHC振り。ハッサムを抜けるSラインとテクニシャンめざ炎を併せ持つことによって環境に多いハッサム水ロトムの並びを1体で崩せる。
しかし上から物理で殴られると本当に脆いのでハッサム水ロトムを見たら即選出決定とはいかず、4体以上に有利な勝負ができる場合のみ選出した(相手にトリトドンがいる場合は絶対出てくるのでそれ含め3体でも妥協)。
刺さってるパーティーにはばっっっこり刺さってたんで採用してよかった。
マリルリ@オボンの実
特性 力持ち
意地っ張り H100 A252 D4 S148
H:4n(オボン腹太鼓の最高効率)
A:火力重視ぶっぱ
S:20振りハッサム+1
D:DL対策
有利対面作って腹叩いてイージーウィン狙う。
ポリ2にDLで特攻上げられるとだるいからB<Dにしたかったけど、AもSも一切落とせずH=4nの調整もいじりたくなかったため、努力値を4だけドブに捨てることになった。頭悪そう。
多めのS振りがめちゃくちゃ活きて、数多のハッサムの上から太鼓アクジェを叩き込めた。しかし1回だけマリルリ対決で上からじゃれつかれて攻撃下げられたせいで負けた試合があってマジでおっぱげた。
ウォッシュロトム@拘りメガネ
特性 浮遊
控えめ H140 B4 C252 D12 S100
ハイドロポンプ/10万ボルト/ボルトチェンジ/目覚めるパワー炎
H:16n-1
C:火力重視ぶっぱ
S:準速ハッサム+2(別に+1でよかったけど努力値余ったので)
BD:DL対策
耐性が強すぎる。体感選出率90%超え。
この環境では草タイプが少なく、いたとしてもゴウカザルマニューラで圧がかかっていたおかげか、雑に先発投げしてほぼ出し負けしなかったのがかなり心強かった。
ユキノオーがそこそこいると予想してめざ炎を採用したけど、結局45戦中1度も遭遇せずにハッサムピンポイント技と化していた。そもそもハッサムには眼鏡ドロポンで元から勝てるんだよなぁ…(とか言いながらハッサム2回くらい焼いた)。ガブに打てるめざ氷かトドンにドヤ顔で打てるめざ草の方が使い勝手は良かったろうなと思う。
眼鏡ドロポンで大体の相手が致命傷を負うのは見ていて愉快だったけど、ガブに対してはドロポン外しすぎて代わりに僕が目からドロポン打った。
ポリゴンZ@拘りスカーフ
特性 適応力
控えめ H4 C252 S252
さわぐ/シャドーボール/破壊光線/トリック
色違いがかっこいい。クイックボールの外装もエフェクトも本当によく似合う。
終盤にまとめてさわぎ殺す。ラス1対面ならしねしねこうせんで消し飛ばす。
こいつを選出できる構築との試合は全員をさわぐ圏内に押し込む立ち回りをすれば勝てるのでゲームメイクしやすくて助かった。
スカーフヘラとスカーフチャーレムに抜かれた試合がそれぞれあったけど火力もあんま削りたくないのでうーんといったところ。
さわぐは音技なので、ゴーリを始めとした身代わり絡みの戦法の対策枠も兼ねている。
選出は、
②さわぐ(ポリゴンZ)の通りは良いか?
③先発に水ロトムを投げて困るケースはあるか?
⑤ロズレイドで荒らせそうか?
以上の5点+なんとなくで決めていました。もう少し真面目にパターン化すれば勝率上がったのかもしれない。
大半の構築に対して五分五分かそれ以上で戦えていて、プレイングの差や運や自分のガバで勝負が決まることが多かった印象ですが、
ムクホークorトゲキッス+トリトドンの並びはかなりキツかったですね。飛行を受けられるポケモンが水ロトム以外にいなくてそもそもキツイので、その対策枠も一緒に選出されちゃうと本当に動きづらかったです。
あとは単純に構築で電気技の一貫が切れていないので、相手のロトムのボルチェンで嫌な対面を作られてしまう点も課題でした。
こんなところでしょうか。
あと、こういう大会ではとにかく早めの個体用意が大切ですね。めざ炎個体3体(当初はポリZにもめざ炎仕込むつもりだった)全員を王冠のためにレベル100まで上げなきゃいけなくてえらく時間がかかってしまいました…
皆さんは気をつけましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
Twitterで「バトルオブシンオウ 構築」と検索して皆さんの使用構築記事を読んで回るのがとても楽しいです。これだけで1週間は暇潰せる。
楽なはずのバイトがしんどい話
こんにちは。悲報大学生です。
例によってタイトル通りだけど、何か吐き出す場が必要だと感じたので、ここで好き勝手言わせてほしい。
僕はアルバイトをしている。
たまたま家が近いサークルの友達に勧められ、ほぼ地元と言って良い距離にある店で働いている。
仕事内容はそんなに重くなく、お客さんの質も悪くない。その割には時給もなかなか良いと来ているので、バイト先としてはけっこうアタリの部類に入ると思う。
しかし、しんどいと思うことがある。
それは、かなりざっくり言うとバイト先の中での自分の立ち位置。
もーっと簡単に言うと、無能すぎて呆れられていることがつらい。
もーーーーっとわかりやすく言うと、自分の無能さが浮き彫りになっていることがとてもつらい。
原因は自分の要領の悪さであり、ひとえに僕が悪いのだが、それがつらいというネガティヴ思考。
なんでこれができないんだ?なんでこうしなかったんだ?馬鹿か?みたいな自己嫌悪に苛まれている。
僕は大学3年生の春からこのバイトを始めたので、新規採用としては遅い方になる。
だいたい大学1~2年生で、今いる最年長のバイトさんは3年生。つまり今まで4~5年働いてきたというベテランバイトさんと年齢的にはタメ。人生歴は同じ。(いうて僕浪人してるし下手したら僕の方が長く生きてる。)
なのに自分は無能。同じ代とはとても思えない。そこがまたつらい。
アルバイトということで当然中には高校生の子もいるが、社員さんの話をしっかりと聞いて自分よりも遥かに動けているように見えてしまう。そこもまたつらい。
じゃあグズグズ言ってないで動けるようになれよ、努力しろよって話になるだろうけど、これでも自分ではちゃんとやってるつもり。
そう。最近気づいたことなんだけど、僕は良くも悪くも天然ボケらしい。何か完璧にこなしたと思っていても、後から誰かに指摘されて「はっ、しまった!」ってなるなんてことが日常茶飯事。
それを理由にするのはやや無理があるどころかもはや理由にすらならなそうだけど、マジでどうしようもなくて詰んでる。
そんな僕が最近苦手意識を持ってる人がいる。
超有能社員のRさん。基本的に優しいんだけど、仕事に関しては人一倍マジメにやっていて、バイトにミスがあったらしっかりと指摘するし、お小言もそこそこ。
僕はけっこうミスをする。決してわざとではないんだけど、とにかくミスる。
その度にRさんに注意される。僕はすみません、気をつけますと言う。この流れが1日に1回は必ずある。たまに裏に呼ばれてきっちり注意されることも。
何故苦手になったのかって、そりゃ怒られてばっかだから。何か聞こうとしてもこんな初歩的なこと聞いたら怒られちゃうかな…っていちいち考えてしまうし、最近はもはやRさんに怒られないことを第一にして動いてる。(これはこれで店員としての理想的な動きになるので業務上は意外と問題ない)
出勤してRさんがいるのを確認するとあぁ…ってなる自分がいる。いや、冷静に考えて自分が悪いんだろが勝手にミスって勝手に苦手になってんじゃねぇよ馬鹿が死ねって我ながら思う。
裏に戻ると、バイトさんとRさんが笑いながら話していることがある。
それを一瞥して「あ、この人って世間話もするんだなぁ」と僕は思う。それもそのはず、僕は彼と仕事関係以外で会話したことが全く無い。会話の8割はミスの指摘。2割は仕事の指示。向こうもきっと話したくないはず。
冒頭で言ったと思うけど、僕は友達のKの紹介でここに入った。
Kは公務員試験の勉強に身を入れるためにそろそろ辞めようとしていたところで、その代わりとして僕が新しく入るという形になった。彼は社員さんからの信用が厚く、恐らく有能であったと思われる。
そこでRさんが僕のことを「この子は期待の新人ですよ、Kくんの紹介ですからね」って言ってたのをたまに思い出す。僕が入って1週間とかそこら辺だったか。
今では言ったことをさぞかし後悔していることだろう。こんな無能を抱えてストレスも半端じゃないだろう。とても申し訳なく思っている。
有能なKの後釜が無能な僕っていう、ポケモンに例えるなら"バシャナットサンダー"の"サンダー"が不在なのでエモンガ入れときましたみたいな、いやそれ全然代えが効いてないやないかアホゥって感じがつらい。
Kは他のバイトさんともそこそこいい感じの友好関係になってたらしい。
それにひきかえ僕はどうか。
御察しの通り、心を開いて話せる人がひとりもいない。誰からも仕事以外で話しかけられないのはそうだが、自分からも素を出すのが怖くて、結局なんにも打ち解けられていない。
3人で退勤して帰り道を歩くとき、僕が他2人の会話にちょっと入ってみようと試みると大体感触が悪い。思い込みに過ぎないかもしれないけど、結局黙る。
2人で退勤するときは相手(聖人)が気を遣って喋りかけてくれるか、終始無言かの2択。沈黙が起こったら何か話さなきゃとは思うが、つまらない話題を出して「この人話したいんじゃなくて沈黙がつらいだけでは?」って思われるのが怖くて、結局黙る。
そんなわけで、バイトさん達の中でも僕は孤独を極めている。
悪いのは環境じゃない。全部僕。さっきも書いたけど勝手にやらかして勝手に思いつめてる感じ。
こんな社会不適合者が早くて1年ちょっと後には働き始めているなんて、とても想像がつかない。
つらつらと書いてきたけど、そもそもバイトなんて自分が金稼げりゃそれでオールオッケーなんだからいちいち愚痴んなよなって考えちゃえば相当楽になれるんだろうけど、僕の豆腐メンタルはそれを許してくれない。かなしい。
文章の組み立て方もクソもない、ヘタレの垂れ流しになってしまったけど、共感してくれる人が少しでもいてくれたら嬉しいなと思って書きました。
さて、そろそろバイト行ってきます。
僕は誰かお偉い方からのお説教を頂戴したくて書いているわけではないので、そういうコメントはいらないです。
【SMシングル66】第1回大湧泉杯ベスト4構築 桜ひらひら
どうもです。
またシングル66の記事になります。面白いので皆さんやりましょう。
大湧泉杯、運営のわいたろうさん・参加者の皆さん共にお疲れ様でした。
前回のシングル66大会(第1回湧泉杯)では、かなり考えたくせに全参加者中実質最下位という情けないが過ぎる結果に終わってしまい、その前の大会でも予選敗退を2回経験していただけに、正直自信を失くしかけました。
しかし、こんな結果では黙ってられないという気持ちもあり、そして1万円獲得のチャンスということもあり、大湧泉杯への参加を決めました。
今回の結果は予選ブロック4-2で1位抜け、決勝トーナメント2回戦目落ちでベスト4でした。
とりあえずここまで上がれたことが素直に嬉しいです…!成長としてはまだ微々たるものですが、去年シングル66をちびちびと始めてから今回でようやく記事を書いても怒られなさそうな結果が残せたかなと思います。
まあ、まずは構築の成り行きを雑に説明します。
強欲ぼく「勝ちたいのはそうだけど、せっかく自由度の高いルールだし好きなポケモンも使ってみたい…
アメモースとか蝶舞バトンで使えないかな?ちょっと考えてみるか」
↓
「バトン先は誰にしよう…
あ、テテフってCS上げて殴ったらめっちゃ強そうだよな、先制技もくらわないし制圧力高そう、きまり」
↓
「アメモースがステロに弱すぎるから確実にスピンできる枠も欲しいよなぁ…
ドリュウズとかどうだろうか」
↓
「アメモース脆いし他の繰り出しを支援する意味で壁貼り要員もいると安心だよな~、
クレッフィでも入れるかね」
………
「ん?
冷静に考えて、成功するかもわからない蝶舞バトンのためだけになんでこんな4枠も縛られなきゃいけないんだ?
いやメリットデメリット釣り合ってないでしょこれ……こんだけ取り巻き固めるならせめてもう少し爆発力と単体性能が欲しくないか?なんならCS2段階上昇!とか………」
↓
オ!!!!!!
!!!→←!!!
!!!!!!オ
そういやからやぶバトンサクラビスとかいうのおったなw
ついでにドリュウズも~~~解雇!w
~完~
いや~、パーティーの組み方で「好きなポケモンを1匹入れて考えていって、それがパーティーから消えたら完成です」だなんてよく言われてますが、これマジですね。本当に自然な流れでアメモースが消えていきました。
ただ、彼女はねばねばネットという優秀な技を使え、威嚇という恵まれた特性も持っているので、いつか機会があれば活躍させてあげたいところです。
というわけで、アメモースは入っていません。これがサムネホイホイね。
実際の並びはこんな感じになりました。
紹介文はバジリスクタイムでおなじみの楽曲「甲賀忍法帖」のワンフレーズから(親和性が高すぎる)
CとSを上げたテテフで一方的に殴って勝つというコンセプトはそのままに、サクラビスバトンについて考察を重ね、上の構築に落ち着きました。
イーブイZバトンとの違いとしては、Zクリスタルを消費せずに積める、起点を作れば複数回積み直せる、などはもちろんですが、
特に大きいポイントは、サクラビスが
①バトン役でありながらそこそこの火力があるため、積めば自身も十分エースになれるところ
②特性すいすいを持つため、雨を降らせれば積まなくても高速アタッカーとして運用できるところ
だと考えています。
それを活かして「もしバトンが失敗してもorできなさそうな相手でもしっかり戦えるような構成」を組むことができ、相手のバトンメタ1つで崩されるリスクを抑えられるという点はイーブイZバトンには無いメリットだと思います。
そこで特に②を意識して、からやぶバトンの流れを補助する壁要員・バトンを受けて無双するエースに加え、サクラビスの抜き性能を高められる雨要員のニョロトノを採用しました。
残った2枠には無難にステロ要員・2枚目のエースを入れるのが丸いと思い、それぞれに求めた条件は、
前者は「ステロを撒きながらも使い捨てにはならずしっかりサイクルに参加できる、パーティーとの相性補完が優れているポケモン」、
後者は「サイクルには参加しなくてもいいので、とにかく上から殴ったら強い高火力で、テテフの苦手範囲もカバーできるメガシンカポケモン」で、
考えた結果、バトングライオンとフルアタメガヘラクロスを選びました。ここは偶然ながら前に組んだ構築と似た形になりました。→【シングル66】第1回ステロオン使用構築 高速グライ軸ヘラバースト - 運負けたいありDiary
それでは個別解説へ移ります。
サクラビス@ミズZ
特性 すいすい
控えめ H4 C252 S252
実数値 131-×-125-182-95-104
波乗り/冷凍ビーム/殻を破る/バトンタッチ
本構築の主役。選出画面でもちゃんと左上に配置した。
周囲からの印象は「ありきたりなバトン役」だが、自身も特化することで臆病C252ゲンガーと同値の特攻実数値を持ち、殻を破ればなかなかの抜き性能を得る。雨が降っていたら尚更。
全抜き体制が整えば耐久は壁込みで何か1発耐える程度でいいという考えで、白いハーブではなく火力増強アイテムを持たせることにした。殻を破ったサクラビスに安心して出てこれるポケモンといえば黒い霧を持った耐久水タイプ(レヒレ、ドククラゲ、ドヒドイデなど)が真っ先に浮かぶので、それらをゴリ押せてかつ汎用性を損なわないミズZを採用。最初はZ破壊光線の方が安定して倒せるんじゃと思ったが、指数計算してみたら半減雨下Z波乗りの指数とほぼ変わらなかった(←???www)し、氷打点がないと雨下マンダ対面がもったいないと思い採用できなかった。
雨下からやぶ後ならドヤ顔で現れる上記三体のH252振り個体をスーパーアクアトルネードでしっかり確定1発でぶっ飛ばせる(HD特化でもステロ撒菱込みで確定1発)。イーブイZバトンを採用していないことで相手に「バトン先のテテフがZクリスタルを持っている」と思い込ませることができていたのか、このZは試合全体を通して有効に決まりまくっていたので快感だった。
余談ですがラブラブボールに入れたらエフェクトが最高に似合ってて良きでした。何気にレアリティ高いとこも好きです。(ガンテツボール入りパールルはSM時点ではHGSSの大量発生でしか捕まえられません)
ニョロトノ@脱出ボタン
特性 雨降らし
図太い H252 B252 D4
実数値 197-×-139-110-121-90
熱湯/地割れ/毒々/滅びの歌
雨要員。殴られ屋。
雨乞いはターンロス=不利対面の原因になると考え、場に出るだけで雨を降らせる奴に脱出ボタンを持たせるのが最も安定した無償降臨の方法であると判断した。
雨を降らせてサクラビスに繋げば仕事終了だと思っていたので正直技は適当気味。一応脱出雨の役割を終えた後もバトンや泥沼耐久の対策として機能するようにはしてみた。
地割れは使ってみたかったのでうまぶりで入れた。でもそのせいでタマゴ技のアンコール覚えなくてマンダの見えてる竜舞羽休めに対応できなくてハゲたし、大会中全部で5回打って1回も当たらなかったし、何よりVC産なせいでオシャボに入れられなかったし、絶っっ対アンコの方がよかった。(ちなみに熱湯も5~6回打って1度も火傷引かなかったので、なんかもう3割を引く自覚がこいつには足りてない。ポケットモンスター赤から連れて来られたからって時差ボケしてんじゃあないよ)
雑に入れた毒々に至っては1度も打ってすらいない。もはやマンダピンポで冷ビでも入れておけばよかったんだろうか。ただ、滅びだけは害悪処理の他にサクラビスの起点作りにも使えてかなりいい感じだった。
「相手マンムー自分グライオンの対面で受け出し→ボタン発動→サクラビス無償降臨」の流れを意識して配分はHBぶっぱ。しかし無振り80族に上から動かれるのがちょいつらかったので、Sに少し割いてもよかったかもしれない。
ペリッパーの採用も少し考えたが、やはり繰り出し機会が多いのにステロ2倍ダメージっていうのは都合が悪いなという単純思考で切ってしまった。今思うと羽休めできるし追い風ギミックも仕込めるしで意外と使いやすいのかもしれない。
クレッフィ@光の粘土
特性 悪戯心
穏やか H252 B68 D188
実数値 164-×-120-×-144-95
光の壁/リフレクター/撒菱/電磁波
HD C特化珠テテフのサイコフィールド上サイコキネシス超低乱数2発(0.39%)
B 余り
壁要員。からやぶによるBD下降をケアする他、パーティー全体の相性補完がわりとガバっているのでそれを誤魔化すための採用でもある。誰にやらせるかというところで、耐性優秀で繰り出しやすい上に悪戯心のおかげでほぼ確実に仕事をこなせるズルポケモンのクレッフィを選んだ。
両壁は当然として残り2枠は66最強技の1つである撒菱、何かと役に立ちそうな電磁波にした。どちらも採用理由こそ雑だがやはりとても偉い技で、後述のグライオンのステロと合わせることで素テテフやすいすいサクラを強引に通す動きが可能になっていた。
気づいたらテテフのサイキネに受け出せるポケモンが他にいなかったので、調整はHD寄り。Bにあまり振れていないが不一致地震程度は耐えられる。
最低限の仕事は全試合でしっかりこなしてくれていたが、やはり身代わり展開の起点にはなりやすく、その時のために裏でケアしてやる必要があった。あったがそれをろくに用意できていなくて、トノに引いて雑に滅び打ったりでなんとかしようとしていたのは反省点だと思う。特に今大会ではポイヒグライオンがたまたま流行っていた(何なら自分も使ったし)らしく、3回も遭遇したのでしんどいところだった。
しかし、それを差し置いても全ての設置技を先制で使えるのは心強く、壁貼り役に関してはほぼ絶対の信頼を置けるポケモンだと感じた。
グライオン@毒々玉
特性 ポイズンヒール
慎重 H228 D132 S148
実数値 179-115-145-×-123-134
地均し/身代わり/バトンタッチ/ステルスロック
H 4n-1
S 地均し後最速130族抜き(最速70族と同速)
D 余り
(なんか厳選してたら国際孵化でもないのに色違いが出たのでそのまま採用しました。最高w)
ステロ要員。ステロを撒ける他、電気と地面の一貫を切れて、S操作と身代わりバトンで後続の支援ができる。ポイヒによる回復で過労死しにくい点を評価し、良いクッションになってくれると思い採用。
先発投げしやすいポケモンなので、大体の攻撃を一発耐えてステロ撒いてポイヒからじわじわ回復して使い回すというイメージで、数値が足りていないDに結構振った。実際ほぼ全ての試合で先発だったので正解だった。
流し性能の高さを活かしてどの試合でもきっちりステロを撒くことができたが、ポイヒグライオンとして使うにはそのステロが技スペースを圧迫している感じがした。特に守る不採用なのが弱かったと思う。ぶっちゃけ地均し1度しか打たなかったし切ってもよさそうな……いや、一番はステロを自然に採用できるポケモンを使うことだったかもしれない。でも枠がないや……。
また、サクラの殻破りターン中に1発で落とせなさそうな状態異常持ちを繰り出された場合、バトンタッチで一旦このグライオンに引いてから安全に他に託すというプランもある。あくび電磁波毒毒ならポイヒ発動前でも無効化可能。
カプ・テテフ@精霊プレート→突撃チョッキ
特性 サイコメイカー
控えめ C252 D4 S252
実数値 145-×-95-200-136-147
サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/10万ボルト
先制技や悪戯心に弱いというからやぶの弱点をしっかりカバーしつつ超バカ火力を押し付けられる、バトン先として優秀なエースその1。
サイキネとムンフォはメインとして当然採用、サイコショックもハピラキチョッキ意識で採用、残り1枠は66環境に多い鋼枠であるカグヤムドーに対するピンポイントで10万ボルトとした。
バトンを受け取ったらエスパー技の火力は過剰気味になるので、持ち物はエスパーに耐性を持つ相手への打点を上げる精霊プレート。にしていたが、何戦かやってみて1.2倍にするメリットが思ったより感じられなかったので途中でチョッキに変えた。エースとしては後ろ向きな選択ではあるものの、バトンから相手の攻撃を受けつつ繰り出す時にHPに余裕を持たせられたり、バトンができなかった時の保険として対面性能を上げられたりでそこそこ便利だった。
まあ知ってたけどフィールドサイキネ&サイショの火力が素晴らしかった。バトンを通さなくても中堅耐久を葬るには十分な火力を持つため、速いポケモンを先に処理したら後はテテフでゴリ押して勝ちという試合もあり、勝ち筋の組み立てに大いに貢献してくれた。
特性 自信過剰→スキルリンク
意地っ張り A252 B4 S252
実数値 155-194-96-×-115-137 → 155-260-135-×-125-127
エースその2。個体はさっき上に貼った構築からの流用。
テテフが強く出られない相手=主に鋼タイプに対して押し勝てるため、威嚇と火傷撒きにさえ気をつければ心強い。
環境にカプなどのフェアリーが増えていて一見逆風に思われるが、自身が打てる技の範囲が広いので、相手に上から殴られる状況でなければ相性面で不便を感じることは意外と無かった。今大会では天敵となる高速フェアリーにあまり当たらなかったことでバトン無しで暴れることもでき、不一致ロクブラでも大体の相手を半分以上削って後出しを許さない超火力はむしろ刺さっていたかもしれない。最近はマンダがメタの増加で減りつつあるし、このポケモンもメガ枠としてもっと評価されて良いと思う。
技構成は範囲重視。タネガンがないとロクブラを連発することになり命中不安ではあるが、代わりに地震を採用したことでドヒドイデやガルドを自力突破できるようになっている。
からやぶバトンを通しさえすれば死に出しミミッキュで止まらないエースになれるのがとても嬉しいところ。というかもはやそこが真の採用理由とも言える。バトン無しでもH4振り個体相手ならステロ撒菱込みロクブラで化けの皮ごと落とせるので、サイクルの中で壁を盾にしてZじゃれつくを耐えて無理やり処理することも可能。
サイクルに参加しなくてもいいとは言ったものの、地味な耐久の高さからまあまあ繰り出しやすさはあり、強引に通していけると思ったら緊急出動させることも何度かあった。
身内マッチの対わいたろうさん戦では、以前自分がペラペラ話してしまったせいでサクラバトン構築であることが相手に知られていました。
本大会では期間中の構築内容の変更が可能であったため、メタを張られてレッドカードor呪いミミッキュなどを使われることを想定して、バトンに頼らない積み展開ができる上に化けの皮を貫通できるASメガギャラドス(滝登り地震竜舞挑発)をテテフの枠に採用したり、こちらの雨展開を電気や草を通すことで上から潰してくると読んで、トノを切ってHDモロバレル(ギガドレイカサマ胞子光合成)を採用したりなど、構築のコンセプトを若干変えることで上手く噛み合いました(相手方はあまり変更しなかったそうですが)。
実はからやぶバトンが思ったより通しづらく、というかサクラビスの技範囲が通る状況が多く、破ったサクラビスでそのまま殴り勝つorからやぶを使わずに雨で詰める試合の方が多かったです。
水とエスパー両方が通らない構築はなかなか無く、重い数体だけ崩せばあとはサクラビスかテテフで全抜きという流れが多かったように感じました。また、相性補完をしっかり固めた代わりに全体的に中速~鈍足で抑えられている構築が多く、素テテフや素メガヘラが上から圧力をかけられる環境になっていたこと・高速スピンの採用率が低く撒菱が非常に有効に働いたことにも助けられました。
たまたま環境にいい感じに刺さったラッキーパンチ込みでのベスト4ではありますが、それら抜きにしてもやりたいことはできていたのでギミックとして良いものが組めたと自負しています。6体全員に明確な役割を持たせて勝ちに繋げて行くという、シングル66の良さを活かした構築に仕上げられたと思います。
1万円ゲットには及びませんでしたが、ひとつまともな結果を残せたことに自信を持って、USUM新環境でも少しずつシングル66考察していきたいと思います!
大会を運営してくださったわいたろうさん、お疲れ様&ありがとうございました!
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!
シングル63でもサクラビスバトン構築試してみたけど、壁+サクラビス+バトン先で選出順まで完全固定されるのが窮屈すぎて結局裏選出の方が1億倍強かったのちょっとアレ
【SMシングル66】第1回湧泉杯使用構築 COMBZZ
どうも、ごれいです。
先日、先輩のわいたろうさんが開いてくださったシングル66の賞金付き大会、湧泉杯に参加させていただきました。
動機としてはアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージの有償ジュエルが欲しかったといったところです。(カス)
冗談はさておき、シングル66はすべてのポケモンを活用して戦うので63よりも遥かにギミックやサイクルの補完に幅を持たせられたりで非常に面白いルールだということは第19回夜空杯や第1回ステロオンに参加した際にわかっていて、サンムーンに入ってからは触れていなかったのでそういやどんなもんかなぁと気になっていたわけでもあります。
というわけでね、さっそく構築のほう組んでいきたいと思います~(Youtuber並感)
まず経験則で「自分にとってはエース構築が一番使いやすい」ということがわかっていたので、抜きエースとして強そうなポケモンを探すところからスタート。
サンムーンの66環境をある程度把握するために、夜空杯やどうするよ杯のKPを眺めていました。
すると、ぼんやりと
「これ、全体的に電気の通りが良くて、電気通さない奴には氷が刺さってるって感じじゃないか?」
という印象を受けました。
つまり単純に考えれば「電気技を高火力で扱えて、かつそこそこの氷火力も備えているポケモン」がイケメンということになります。
そんな奴いないかなぁ…と探してみます。
……
いました。
ZテクスチャーポリゴンZです。
BGM:https://www.youtube.com/watch?v=JmLuyXN-AEM
なんか隠れてやべーやついるんだけどwwwという感じでSM環境初期から一定数存在したZテクスチャーポリZ。
自分自身使ってはいませんでしたが、素の能力でさえ火力おばけなのにZテクスチャーで全能力1段階上昇ってそんなん弱いわけないやろとは思っていました。
ただやっぱり使ったことがない以上信用し切れていないので一応「ほんまか?」ということで計算してみたところ、
臆病ポリZのZテクスチャー後タイプ一致10万ボルトの火力指数はなんと50490と出ました。
66勢にとって身近な例を挙げると、これはORAS環境の拘り眼鏡ニンフィアのC特化ハイパーボイスを約4000も上回る数値です。そんな馬鹿火力を最速フェローチェをも超える素早さからぶっ放せます。打ち分けもできます。
ギャハ!?!?強すぎバロタ!!!!wwwということで早速エースが決まってしまいました。
他の取り巻きはポリZによるタテゲームを全力サポートする形にし、確1圏内に入れる助けとしての昆布戦法(ムドー等)、起点作りとしてのまとわりつくあくび(トリトドン)を組み込みつつ、問題なくサイクルを回して戦っていけるような相性の補完を目指しました。
というわけで、今回のコンセプトは「昆布を絡めたサイクル戦で相手パーティーを消耗させ、終盤でZテクスチャーポリZを通して勝つ」というものになりました。構築名は昆布+ポリZ+Zテクスチャー="COMBZZ(コンブダブルゼータ)"です。かっこいい(自画自賛)
並びはこんな感じです。
個別解説に移ります。
ポリゴンZ@ノーマルZ
特性 適応力
臆病 H4 C252 S252
実数値 161-×-90-187-95-156
10万ボルト/冷凍ビーム/サイコキネシス/テクスチャー
言わずと知れたZのやべーやつ。テクスチャーのZ効果はご存知の通り命中回避以外の全能力ランク+1である。
環境によく通る10万ボルトをメインウェポンに据え、電気が通らない地面や草を狩れる冷凍ビーム、範囲が広く苦手なメガバナにも刺さるサイコキネシスを採用。
性格は控えめにしてゴリラゴリラしたかったが、90族のすぐ上にはランドやテテフがおり、それらの準速スカーフ個体に上を取られないために臆病にせざるを得なかった。
後述のトリトドンで起点を作ってノーダメージで繋げるとかなり強いが、逆にそれ以外で積むタイミングがうまく作れなかったので、何か別の起点ルートをもう1つ用意した方が良いと感じた。実際先にトリトドンが落とされると安全には積めなかった。
しかし、自分が上手く使えなかっただけで、ZテクスチャーポリゴンZ自体はこの環境では本当に強いと確信している。電気が一貫していればもちろんだが、草や地面に対しても高火力の氷技で圧をかけられるため、随一の抜き性能を誇る。
エアームド@綺麗な抜け殻
特性 頑丈
腕白 H252 B140 D116
実数値 172-100-195-×-105-90
アイアンヘッド/撒菱/羽休め/吹き飛ばし
HB:A特化ミミッキュの剣舞Zシャドークローをステロ込み確定耐え
HD:C特化カプ・テテフのフィールドサイキネ超低乱2
66で物理受けといえばコレ!なムドー。テテフへの安定した受け出しや対マンダの大文字事故死防止を考慮してカグヤを採用したい気持ちはあったが、サイクルを消耗させる撒き技がステロ以外にも欲しいことや、苦手なミミッキュ・ドリュウズの剣舞無双を強制交代で阻止しなければならないことを考えてムドーを選んだ。大忙し。
上記の剣舞2匹に加えてマンムー、マンダなど対処を任せてしまっている仮想敵がとても多く、こいつを失うだけで立ち回りがしょっぱくなるので、ゴツメを持たせたい気持ちを抑えてジバコやゴチルから逃げられる抜け殻を持たせた。
撒菱について、飛行と浮遊にダメージが入らないという理由だけで甘く見ていた部分があったが、もう完全にナメてたとしか言えない。これとステロだけで相手が面白いくらい消耗していったし、66ではとんでもない激強技だった。
1つ惜しまれる点は、冷静に考えて10万ボルトも眼鏡もケアせずテテフにムドーを受け出すor突っ張るなんて怖すぎて絶対できないので、テテフ意識のD振りは必要なく単純なHBぶっぱにした方が良かったというところ。マンダを受ける駒として採用している以上当然半減以下であっても特殊に受け出す機会なんてなかった。これからムドー使うときは絶対わんぱくHB特化にしようと思う。(高度な情報戦)
あと余談だけど、抜け殻の入手難度の異常さを今まで知らなくて、周りが予選消化期間始めてるなかシェードジャングルでヌメラ出るまでヒィヒィ言いながらひたすらキャタピー倒す羽目になった。ごめんなさい。
ちなみにたまたま出てきてくれて捕まえた色違いヌメラくんです。ムドーの抜け殻持ちがバレるのが嫌でTwitterには書き込めなかったのでここで自慢します。かわいい
トリトドン@食べ残し
特性 呼び水
穏やか H212 B44 D252
実数値 213-×-94-112-147-56
大地の力/まとわりつく/あくび/自己再生
HB:A特化メガバシャの飛び膝蹴りを最高乱数切り耐え
HD:無補正コケコの草結びで9.4%の乱2、残飯込みで確3
S:最遅ギルガルド抜かれ
ポリZの起点作りと水・炎の一貫切りを兼ねる。ちょっと忙しめ。
はるか昔、BWの頃にコータスで炎の渦あくびによる積みエースの無償降臨を試してみてそこそこ便利だった記憶があるので、同じようなコンボを起点作りとして採用してみた。仕掛けに行くタイミングが難しいが、決まればとっても安心。
残飯を持たせることでコケコの草結びの確定数がずれ、そこそこ安定して受けられる。それでも必要以上に振っているのは受け出し時のステロダメージ考慮。
思ったよりも硬く、特殊アタッカーに雑に投げて交代先にまとわりつく→あくびで強引に起点を作る動きがとても強かった。何ならただあくび押してるだけで強かった。
ヒードラン@風船
特性 もらい火
控えめ H20 C252 S236
実数値 169-×-126-200-126-127
大文字/大地の力/めざ氷/ステルスロック
S:最速カグヤ(バンギ)+3
草・鋼・炎・妖の流し際にステロ撒くやつ。風船を持つことで初回に限り流せる範囲が絶大に広がり、マンダやドリュウズまでも流せる。
とにかくタイプ受けして流す機会が多くなるだろうから、交代先に負担をかけることを考えてCは特化とした。しかしヤケモンのようなHC振りだと本来の有利対面で強気に動けないため、カグヤ周辺を意識してSにもかなり振ることに。
本当に結果論すぎる話だが、風船が大会中一度も活かされなかった(活かす機会がなかった)のでそんなことなら回復実でも持たせたのにィ~と思っていた。しかし実質ノーアイテムでも優秀過ぎる耐性のおかげで十分な流し性能があり、わりとしっかりステロを撒いてくれていたのでやっぱり強い。
特性 新緑→厚い脂肪
図太い H252 B252 D4
実数値 187-×-148-120-121-100 → 187-×-192-142-141-100
ヘドロ爆弾/宿り木の種/光合成/吠える
メガ枠。
個人的に66のメガ枠には火力のあるポケモンを入れて圧力をかけていきたいというイメージがあり、今まで後ろ向きなポケモンは敬遠していたが、構築の補完に求められる
①電気を安定して受けることができ(トリトドンだけでは不安)、
②ここまでで重いバシャーモに対して弱くなく、
としてHBメガフシギバナがあまりにも信用可能であったため、仕方なくって感じで採用。
起点化されたりメガゲンにストーカーされたりするときついので吠える搭載。昆布戦法の推進力にもなる。
実際使ってみてめっっっちゃくちゃ強かった。対物理の安心感が異常で立ち回りに余裕ができたので、メガ枠を割いた甲斐がありすぎた。相手の積み技を不意の吠えるで台無しにできた場面も2回あり、技構成全てが有効に働いてくれた。間違いなく本構築のMVP。(本当ならポリゴンZにMVPあげたいんだよなと思ったりしなくもない)
フェローチェ@命の珠
特性 ビーストブースト
無邪気 A252 C4 S252
実数値 148-189-57-158-51-223
飛び膝蹴り/蜻蛉返り/冷凍ビーム/毒づき
図らずもゴキブリ枠2匹目。
高速高火力蜻蛉で大きめの削りを入れながら対面操作ができる上に、舞っていないマンダを縛ることができる。ここまでならゲッコウガでも同じことができるが、ポリZが単独では突破できないラキハピやリサイクルカビゴンやHDポリゴン2に対して明確な処理ルートを持ちたいためフェローチェが適任と判断し採用した。
スカーフ持ちのランドやテテフに抜かれないように性格は無邪気。最速スカーフは知らん。
珠飛び膝蹴りの火力は圧巻で、(膝を割らなければ)相手によっては第2のエースとしてそのまま全抜きも狙える。はずであった。
ポリZの撃ち漏らしを案じて採用した枠でもあったが、相手はステロと撒菱だけで思ったよりゴリゴリ削れて蜻蛉の補助は必要なさそうだったし、むしろこちら側が珠とステロで勝手に削れていくのがとても痛かった。
あとほんっとに紙耐久すぎて珠マンムーの礫で普通に死にかけるほどなので、ダメージを受けないことを第一優先に動くというチキンな立ち回りを余儀なくされたのも良くなかった。具体的には、どんなにショボい先制技でもみんな怖くて全抜き体制になかなか入れなかったなど。
というわけで一番怪しい枠である。サイクルに参加しつつマンダをなんとかできる、例えば図太いサンダーとかのポケモンを採用した方が良かったかもしれない。
気になる試合結果ですが、まさかの1-4、ブロック内最下位でした。
悠長しすぎて隙を与えたり、詰め筋を見誤ったりなど、プレイングが未熟すぎたと自覚しています。
自分ではなかなか良い構築ができたと思っていましたが、所詮はプレイヤーがまだまだ腕不足だったみたいです。プレミ多すぎて今回ばかりは本当に自分が嫌になりました。
このパーティー本当にかなり考え抜いて作ったので、明確な不利をとられる相手はほとんどいないと思っています。それほど構築自体には自信がありました。ぶっちゃけ、ちゃんと考えて動けば勝ちを拾えていた試合はいくつもあったと思います。
でも結局ほとんどプレイングの粗さで落としてます。つまりは自分の浅さ、弱さが浮き彫りになっているわけで、本当に本当に本当に悔しいです……。強くなりてえよ……。
ただ、全て自分で考えて作ったこの構築を66に誘ってくれた先輩方から褒めてもらえた時はとても嬉しかったし、モチベーションも上がりました。
上がりすぎて新しい構築も既に考えてあるので、次に控える大湧泉杯はそれで挑みたいと思っています。
今度こそは情けない結果じゃ終わらせません。
………って、えぇ!?大湧泉杯!?ウルトラサンムーン発売前にそんなシングル66の大会があるのかい!?
でもってなになに……えぇぇえ!?!?!?
賞金は†卍1万円卍†!?!?!?!?
ドッヒャアアアア!!!!こりゃ参加するしかねえやい!!!!!
【大会募集記事】大湧泉杯【7世代SMシングル66】 - やるきがわいたろう
というわけで、今後もシングル66頑張っていこうと思います。
わいたろうさん、運営お疲れ様&ありがとうございました!
追記
「ポケモン シングル66」とかでGoogle検索するとこの記事が結構上の方に出てきてしまうみたいですね。恐縮です…。
ただ、この後日に行われた大湧泉杯で使用した構築のほうが完成度も戦績も間違いなく高いので、よければそちらも見ていただけるとありがたいです。
↓
【ORASシングル66】第1回ステロオン使用構築 高速グライ軸ヘラバースト
めっちゃくちゃ前ですが、第1回ステロオンの下書きが残っていたので供養しておきます。(完全に上げるの忘れてた顔)
ORAS環境の話なので現在ではあまり参考にはならないかもしれませんが、暇つぶしにでも読んでいただければと思います。
以下下書きそのまま貼り付けです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どうも、ごれいです。
先日第19回夜空杯が終了し、
「あー第6世代のシングル66はこれで終わりなのか、66始めたばっかりなだけにちょっと物足りないなぁ…」
と思っていたところに第1回ステロオンの開催情報が舞い込んできて、
「こりゃもうやるしかないっしょ!」
と意気込んで参加をキメました。
夜空杯の方は微妙な結果で終わってしまったので、今回こそはきっちり勝ちたいと思い、色々考え抜きました。
しかし結果は4-2、ブロック内3位でギリ予選落ちでした。悔しいです。
ただ、プレイングは前よりも遥かに良くなったと自負していますし、良いギミックが組めた自信もあるので、記事として残しておきたいと思います。
今回のコンセプトは、簡単に言うと「自分のやりたいことを通して無理やり勝つ」です。
受け思考で相性補完の完成を目指すよりも、これが通っちゃえば勝ち!という明確な勝ち筋を用意して上から制圧することを重視しました。
具体的には、メガヘラクロスを高速移動バトンで暴れさせます。
並びはこんな感じです。
本番での配置はこの通りでしたが、以下の個体解説ではパーティーの運用法をわかりやすく記述するために順番を多少前後します。
グライオン@毒々球
特性 ポイズンヒール
わんぱく H228 A4 B68 D132 S76
地震/身代わり/高速移動/バトンタッチ
H-D 無補正C252ドランのめざ氷確定耐え
S 最速バンギラス+1
B 余り
普通の無限グライと見せかけて高速移動と身代わりをバトンタッチするこのパーティーの鍵。メガヘラクロスに繋いで無双したり、ギルガルドに繋いでハメ範囲を増やしたりなどの勝ち筋を作る。
一見「S上げてバトンするだけならバシャでよくね?」と思われるが、バトンバシャと比較すると
1.耐久が高くあらゆるポケモンに受け出しが効く
2.ポイヒで毎ターン回復できるため、使い回しやすく過労死しにくい
3.流せるポケモンの範囲が広く、無償で積めるor身代わりを置けることが多い
など、グライオンにもバトン役として申し分ないほどの優位点がある。また、このルールにおいては特に奇襲は相手の戦略を大きく崩す力になり得ると考えた。(何より意表が突けるってやつ)
高速移動が想像の500倍偉い技で、これのおかげでお互いラス2見た目絶対不利の状況から負け筋をひっくり返すことができた試合もあった。やはりSはポケモンの要なのだと改めて認識した。
構築全体がこのポケモンによる対面操作にかなり依存しているため、こいつを早期に失うと勝率が絶望的に落ちる。物理受けを兼ねるとはいえかなり丁寧に扱わなければならなかった。
特性 自信過剰→スキルリンク
意地っ張り A252 B4 S252
インファイト/ミサイル針/ロックブラスト/剣の舞
火力ゴリラの極み、ASメガヘラ。グライオンから高速バトンを継ぎ、隙があれば更に剣舞を積む。これが決まれば大体のパーティーはもう滅茶苦茶に蹂躙できる。
ギルガルドで詰む技構成ではあるが、66においては個体数がそこまで多くなく、いたとしてもグライオンやマンムーである程度ダメージを蓄積させることができるので問題ないと判断した。風船ガルドは………ナオキです。
その火力は常軌を逸したもので、H252水ロトム程度の耐久ならステロミサイル針で確殺。剣舞を積めばHB特化エアームドですらステロ+インファイトで沈む。
メガ前の特性は1体倒してAを上げてからメガシンカするというケースも考えて自信過剰としたが、本番回していた感じだと熱湯火傷をケアした根性が欲しい場面もあった。
ギルガルド@食べ残し
特性 バトルスイッチ
おだやか H204 B4 C4 D76 S220
シャドーボール/毒々/キングシールド/身代わり
H 16n+1
S 4振りロトム+1(無振りロトムのボルチェンで身代わりが壊れないので上を取って身代わりしたい)
D 余り
グライオンのバトン先その2。最初この枠には何も考えずゴリラチカラアバレワンパンできるポケモンを入れようと思っていたが、構築の性質上身代わりを貫通してダメージを与えてくるニンフィアを対策しなければならないと思い、確実な引き先としてDに厚く振ったこのガルドを用意した。
高速バトンを引き継ぐことで多くの相手に対して上から毒みがハメ殺しをキメることができる。半減が多いおかげであらゆる状況下でも降臨しやすく、グライから受け継いだ身代わりが残せることが多いのも◎。
毒みがガルドには以前何度かハメられた経験があり、その度に自分も使ってみたいと思っていたので今回初めて採用したが、期待以上の粘り強さを発揮してくれてかなり頼もしかった。次世代でも大きく弱体化されていなければお世話になりたいと思う。何よりかっこいいしなぁ。
ジバコイル@拘り眼鏡
特性 磁力
控えめ H12 C248 S248 (CSUのめざ炎個体)
10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/めざめるパワー炎
鋼ポケモンに対する殺意の波動に目覚めたCS磁力ジバコイル。最初はHCベースで運用していたが、身内戦にてハッサムの蜻蛉であっさり逃げられる事案が発生したので、キャッチしたのに生かして帰すのはおかしいよなぁ!?ということで鬼のCSぶっぱに変更。耐久にこそ難はあったが、そのぶん対面で安心して動かせる場面が増えたので精神衛生には良かったと思う。
今回の構築ではハッサムやエアームドがより厄介になるため、その2匹が主なターゲットだったが、眼鏡による高火力が純粋に役立った試合も多かった。ラスカノが当たった瞬間音速で消えるHPバー、快感。
水ロトム@カゴ
特性 浮遊
図太い H252 B252 D4
パーティーの補完として入ってきたHB水ロトム。バトンする過程で邪魔になるアローやマンムーのほか、ジバコが狩り損ねたムドーをやっつける役割も兼ね、緊急時にマンダに受け出すこともあるなど、とにかくかなり忙しいので眠るを搭載。このタイプの水ロトムも初めて採用したが、弱点が草のみのため対物理の汎用クッションとしても運用でき、無振りドロポンで最低限の火力も確保できていたので使いやすかった。
マンムー@気合のタスキ
陽気 A252 B4 S252
地震/氷の礫/ステルスロック/吠える
マンダが重いという致命的すぎる欠陥をカバーすべく&ステロ枠として採用。66においては特にマンムーの交代圧力は大きく、それゆえ礫以外の氷ウェポンはあまり打たない(交代読みでステロ撒いたり地震打ったりの方が多い)と思い、更に対面から氷技を打ちたい相手は大体マンムーよりも速いので、悩んだ挙句氷柱針を消して吠えるを搭載。ステロが既に撒いてあれば相手の交代に合わせて不意の吠えるを打って戦略を崩せる。襷を持つことで初手にどんな対面になってもほぼ確実にステロを撒け、最悪無理矢理ながらバトン無双ポケへの対策にもなる。役立った試合はあったし、逆に氷柱針打ちたい場面も無かったので結果論だがこれでよかった。
使い方もかなり簡単で、
→サイクル戦の中でグライオンを物理ATなどに後投げして有利対面を作る
→身代わり(相手はグライオンを見れる控えに交代)
→高速移動(相手の攻撃で身代わり壊れる)
(→相手の引き際に剣舞)
→上から殴りまくって勝つ
これだけです。
6戦中3戦でこの動きを通すことができました。
実はシングル66に誘われたばかりの初めの頃に「うーん意表突ければ何とかなりそうだよな(マイオナ並感)、初見殺しっぽいの作ろうかな」とまず適当にSDで組んだものが元なのですが、それ以降身内で使い回していて思ったより決まりやすいと感じたので色々考察・改良を重ねてこの構築でいってみることにしました。(加えて言えば、おだやか君が夜空杯にてバトングライオンで結果を残していたことにインスパイアされたというのもあります。)
本番も高速移動が全く警戒されず、何度も勝ち筋を拾いました。本当に強かったです。
ただ、この構築は、ゲッコウガやバシャーモなどの高火力を持つ高速アタッカーに非常に弱いです。一応あらゆる攻撃を耐える調整のグライオンを採用してはいますが、それでも限界があります。
逆にそれらをサイクル戦で消耗させ続けどうにか処理できれば、ヘラクロスを簡単に通すことができました。
まあいおりんさんのリザYは処理しきれずにそのまま6タテされちゃったんですけどね!(あとで死ぬほどネタにされた)
初心者ごときがこう言うのもあれですが、シングル66というルールは戦法が本当に多種多様かつそのたびに色々なポケモンの可能性を発掘することができ、自分に合ってるなぁと思います。
機会があれば次世代でもやっていきたいです。
主催のわあちゃんさん、素敵な大会をありがとうございました!
18歳の浪人期に病んでオナホに手を出した話
(サムネに本筋とは関係ない天津木村が住み着いてしまったのですが、なんかどうやっても消せないのでスルーしてください。)
どうも、こんにちは。
ブログというものはTwitterと違って文章をしっかり書かなければわざわざブログにする意味がないのですが、その際に必要な導入の仕方がいまいちよくわからず、難しいですね。
とりあえず、まずはちょっとした前置きから入らせてください。
タイトルで分かる通り、クッッッッッッソしょうもない話です。
なんでこの微妙な時期にこんなん執筆する気になったの?って思うでしょう。そこのアナタ。まったくもってその通りです。
まあ前に昔からの友達と話してて、大学受かったんだしそろそろネタにしてもいいんじゃね?という意見をもらったのと、Twitterの事前アンケ結果を見るに書くことを許されてそうだったので、思いっきりネタにすることにしたんですね。
自分語り大好きマンなのでこういう系統の記事は無限に書けるし、長い春休み中の暇つぶしにもちょうどいいと思って。
駄文ばかりですみません。残念ながら以後もこの調子で続きます。
""""18歳の浪人期に病んでオナホに手を出した話""""
です。
自分語り成分が非常に多いので、アレルギーの方はご注意ください。
それではどうぞ。
………
話はめっちゃ遡って3年前。
受験生カースト最下層の僕は当然受験に敗れ、浪人が確定した。
↑浪人の一般的なイメージ。普通にかっこいいと思う(小並感)
元々絶対受からんと思ってたので、実際に不合格通知を食らった時も「あ~予備校行かなきゃでござるなぁ(サムライ語。浪人なので。)」くらいの人生ナメ腐った態度でポケモンXYをプレイしていた。
ポケモン…?そんなことしてる余裕あるの?君の親よく許したね?
余裕はない。許しも得ていない。当然3DSも合わせて親に内緒で買った物である。
受験からしばらく解放されてやっとポケモンXYに会えたんだ。春休みだし最高に満喫するぜ。
家族の誰とも会話をせず、ほぼリビングに降りず、昼夜逆転で布団の中で隠れて国際孵化を続ける日々。端的に言って引きこもりクソニート。浪人以前に早く死んだほうがいいと思うんですけど(名推理)(シャーロック・ホームズ)
それはそう。
勉強なんて一瞬でもするわけがなく、テキトーにダラダラ過ごしてたら4月到来。
本格的に予備校生活のはじまり。
さすがに浪人ナメてる僕でも、予備校の手前ではかなり緊張していた。
学力に関わらず入れる予備校なだけに、超絶DQNも居るんじゃないだろうか。というかここ入ったら何やらされるんだろう。服役囚みたいな生活強いられるんじゃなかろうな……
ガチャ
恐る恐る周りを見渡してみると、ヤーさん的な風貌の生徒はとりあえずいないっぽい。よかったぁ~
ここにいるみんな受験失敗してんだなぁと思うと妙な安心感もあった。なんだかいけそうな気がする。(天津木村)
しかし。
本鈴が鳴ると同時にスタッフにクソ狭い教室に閉じ込められ、ここでずっと勉強をしてなさいと雑な指示をされる。
はぁ、いきなりマジかよ。って思ったけど、スタッフもいかつくて、サボったり寝たりしようものなら腕の一本でも折ってやる的な雰囲気出してたので、嫌々ながらも勉強することにした。
浪人生活の第一歩、スタート。
~午前の自習開始~
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
(そろそろ3時間かなぁ………(時計を見る)え、まだ1時間かよ…………)
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
~昼休み~
みんな「…………モグモグ」
ぼく「…………モグモグ」
みんな「…………モグモグ」
ぼく「…………モグモグ」
(………誰も何も話さんの?)
みんな「…………モグモグ」
ぼく「…………モグモグ」
~午後の自習開始~
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
(ありえねぇ……時間が永遠に感じる……つかまだ2時間しか経ってないの…?あと3時間も拘束されるとか冗談……)
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
みんな「…………カリカリ」
ぼく「………………」
みんな「…………カリカリ」
ぼく「………………」
~夜休み~
スタッフ「はい、お疲れ様でした。ここからは帰っても大丈夫ですが、まだ自習してっても全然いいですよ~(マジキチスマイル)」
ぼく「ガチャ…(撤退)(無言)(挙動不審)(指紋べたべたのメガネ)(前髪切りすぎ1000円カット)(瞬足)(コーナーで差をつけろ)」
~帰宅後~
ぼく
「ELECTRICAL COMMUNICATION
引き裂かれてる IMAGINATION
誰にも 邪魔させない
Sparkしてる ROCK ACTION
打ち砕け MEDITATION
狂った現実(いま)を焼き捨てたい」
いやちょっっっっと待てよお前おいおい嘘だろなんなんこれマジで???誇張抜きに時間無限だったけど???僕がもしウルトラマンだったらもう1000000回以上死んでるけど責任取れんのかよ?????さすがにビビる。じぇじぇじぇ。(流行語大賞)
つかこれがこの先毎日続いたら真面目に頭おかしくなるって……なぁにがいけそうな気がするじゃ……今までずっとポケモンしてたから長時間の勉強が習慣から抜け落ちてるし……どうしよう……。
しかし、考える時間を与えることはなく、残酷にも明日は来る。
嫌々勉強をして日が暮れる頃に帰る。
明日が来る。
嫌々勉強をして日が暮れる頃に帰る。
明日が来る。
嫌々勉強をして日が暮れる頃に帰る。
繰り返し。
鏡に目をやる。明らかにやつれた顔の男がいる。
僕は尋ねる。お前は誰だ?
鏡は答える。浪人生だ。
浪人というものがこんなにも過酷だとは思わなかった。人生ナメ続けてたツケが回ってきた。現役のうちに勉強しとけばよかった。
………
大きな星が、点いたり、消えたりしている。
アハハ、大きいー。
彗星かなぁ?
いや、違う。違うなぁ。
彗星はもっと、バァーって動くもんな。
暑っ苦しいなぁ、ココ。
ん……出られないのかな。
おーい。出してくださいよ。ねえ。
………
そうこうして1ヶ月後。そろそろ本気で精神崩壊間近。
教室に異変が起きていた。
~午前の自習開始~
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
みんな「…………カリカリ」
ぼく「…………カリカリ」
~昼休み~
みんな
「昨日の○○観た?」
「LINEに貼ったやつっしょ?観た観たwwwあれやばすぎだべwww」
「えーそれ知らないwwウチにも教えてwwてかグルあるなら入れてwww」
「おけおけww」
ぼく「…………モグモグ」
は??????????
知らないうちに僕の周りがみんな友達になってた。
言い換えると、僕だけぼっちになってた。
知らないのも無理はナシ。沈黙に耐えかねて途中から外の広場で昼飯を食べていたのだから、教室がどうなっているかなんて知ろうともしなかった。今日はたまたま雨だったので仕方なく教室で食べることにしたら、この有様。
コミュ障ぼっちには痛いほどわかることかと思うが、すでに形成されているグループに単騎で突入していくのには相当な勇気が要る。というか、能力の限界を超えてしまっている。つまり不可能。No I can't lol
しかし、当然ながら周りは楽しそうに話している。
勉強の仕方わかんなくなーい?ひたすら書き続ければ覚えられるもんだよー。ほんとにー?てかずっと勉強してんのほんとダルいよねー。この時間が唯一の救いだわー。それなー!俺もー。あはは(笑)
え、何これ。高校の頃は僕もあんな感じだったのに、浪人した途端にこれかよ。ハハ、何なんだよこの落差。ハハじゃねぇよ、笑えないって。僕知ってるよ。この時期全然話すネタ無いし、いずれぼっちで飯食ってる僕のこと嘲り始めるってこと。そうなったらどんな顔してりゃいいんだろう。ああ、もう教室の全員が敵に見えてきた。やめろ。笑うな。僕を笑うな。やめてくれ。やめてください。
控えめに言って絶望だった。完全にメンタルブレイクをキメられた僕は、気づけばメシを食う手を止め、トイレにこもってグズグズと半泣きしていた。
沈んだ気分が勉強で晴れるわけもなく、うつ状態のまま帰宅。
いつものように、ポケモンを起動し、Twitterを開く。(この頃からオタク垢を持っていた。オタクなので。現在は転生かつ垢削除したため当時のツイートは見れません)
帰ったらポケモン起動するのがなんか習慣になってたけど、国際孵化はあきらめたし、正直もうやることがない。
いよいよ趣味までなくなるか。僕の人生どうなっちゃうんだろう。
はーーー、知らね。
今日もしょーもないネタツイがTLにあふれている。
みんな気楽そうでいいなぁ。クソゴミカス底辺ぼっちの僕と違って浪人なんてしてないもんなぁ。
僕も頭からっぽで過ごせたらなぁ。現役の時頑張ればこんな思いしなかったのに。あほだなぁ。
そんなことをぼーっと考えながらTLを追っていたら。
あるフォロワーさんのツイートが目に止まった。
「FF内から失礼するゾ~(謝罪)このオナホ気持ち良スギィ!!!自分、射精いいっすか?手でやるより1145148101919倍気持ちいいゾ~!!!イクイクイクONONONONONンアッーー!!!!ビュルル!!!!!ビュルルルル!!!!!!!(100字以内要約)」
いや、なにこれ。さすキツオタクツイート。
話の流れを追ってみるに、どうやらフォロワーさんがついに念願(?)のオナホ童貞を卒業したらしい。
人生で一番気持ちよかったとか、今までと違う自分に出会えた気がするとか、とにかく「俺は今感動している!!!」という旨のツイートがずらっと並んでいた。
今までの僕なら「馬鹿じゃねえの(嘲笑)」で流すところだ。
しかし。うつ病患者と化した僕は、虚ろな目でこう呟いた。
「…………君が、僕を導いてくれるのか?」
★ごれいの心が揺れ動く―――!
【DANGER!!】
以下はR-18な内容、いわゆる過激(ア~ン♡)なお話になっております。
18歳未満の方、そっち系のネタが嫌いな方はここでブラウザバックをお願いします。
お疲れ様でした。
正直言うと、僕の中ではオナホというものは絶対一生縁のない商品で、使ったら人権剥奪まであるくらいの底辺アイテムだと思っていた。
だって想像してみてほしい。いつまで経っても恋人ができない童貞がどうしてもSEXの快感を味わいたいからって高めの金払って買った何も喋らない人工のニセおまんこに興奮状態のチンポ突っ込んであーいきそいきそって喘いでる、そんな様を。なんだこのパワーワードのバーゲンセール。
そんなわけで、シコるくらいはさすがに全人類やってることだから許されるにしても、オナホ使うのだけは絶対ありえないし使ってる奴らみーーんな人間の終わり SEKAI NO OWARI スターライトパレードだと思っていた。
しかし。
憂鬱な気分の中では何事にも冷静な判断ができなくなるもの。少なくともその時の僕はそうだった。
オナホかぁ……確かに手で致すより気持ちいいってことは間違いないだろうなぁ。フォロワーさんの言う通りそんなに気持ちいいなら、こんなゴミ溜めみたいな生活も乗り越えられる気がする。というか、こんなに人生の辛さを一気に背負ってるんだから、底辺沼の1つくらい足湯したってバチ当たらないはず。
……んー考えてたらなんかムラムラしてきてしもたな!WWW(偏差値10)
善は急げ。早速計画を立てることにした。
タイトル画面をループし続けているポケモンの電源を切り、Twitterを閉じ、Googleに
「オナホ おすすめ」
と入力した。(偏差値-1000)
ゥワ~~~~オ♡♡♡♡♡♡♡♡♡
いや、ほんっとに驚愕した。
オナホって簡素な袋に雑に入れてあるイメージだったけど、二次元美少女が実にけしからん格好してるパッケージが大半じゃないか。
やばい。僕は今確実に見てはいけないものを見ている…。具体的には、童貞を拗らせ続けた人間の末路が描く、サイケデリックな未来を。
つーかこんなに種類あんのか…。需要考えてせいぜい10種くらいかと勝手に思ってたけど100種類以上はあるぞこれ……へへ……ジュルリ………
1時間に渡って様々な"""器"""を調べ抜いた結果、一定以上のコスパと満足度、かつ初心者に優しそうな感じを兼ね備えたこの商品にたどり着いた。
【閲覧注意】モォ~娘
ぼく「ちょっwパケ絵可愛すぎワロタw(興奮を隠しけれないルフィ ここで射精」
怒らないでほしい。某アイドルグループのもじりではあるが、コンセプトはそれとは全く関係ない牛娘。
小さい頃から牛乳は大好きで、小学校の給食で班のみんながいらな~いというパック牛乳を引き受けて1人で3~4本飲んでいたこともあるくらいだ。
まあ言い換えれば実質牛娘の母乳を好んでたくさん吸っていたということであり、それを前戯とすればそのノリで牛娘とセックスするのも何らおかしなことではないだろう。決まり。
さて、モノは決まったとして、次はソレをどう手に入れるかという問題がある。
通販に頼ると家族バレのリスクがデカすぎるので店で買う一択なのだが(当時は情弱すぎてコンビニ受け取りの術を知らなかった)、その時間帯にも気をつけなければならない。
浪人ゆえに親の束縛が厳しく、下手な時間に外出・帰宅をすると「どこ行ってきたの?何その袋?まさかゲームじゃないだろうね?」と聞かれ、その時のカバーが効かない。
よって、家族全員が寝静まる時間=深夜3時以降に事を始める必要があるのだ。
しかし、そんな時間まで開いていてかつオナホなどという低俗な物を売っている店が果たして存在するのか?
ダメ元で調べてみる。
あ り ま し た
激 安 の 殿 堂
ド ○ ・ キ ホ ー テ
営業時間がなんと9:00~翌日5:00、更に18禁コーナーもしっかり備えている。
Oh dear. うつになってオナホを買いに来る底辺浪人予備校生にも配慮を欠かさない素晴らしい店だ。僕は感動して涙を流した。伊達にDQN御用達の店なんて呼ばれちゃいねえんだ。
ド○キなら家から自転車で30分程度のところにある。アクセスも問題なし。
Twitterで「ド○キ オナホ」と検索すると、若気の至りや限界オタクが「ド○キでオナホ買ったったwwww」ってツイットしてるのがちゃんと出てくる。間違いない。ここしかない。
ただ、そうと決まれば今夜実行!というわけにも勿論いかない。
ほぼ徹夜状態であの予備校もとい牢獄へ行ってみろ。確実に眠るだけの機械と化し、スタッフに嬲り殺されてしまう。よって、1週間のうち唯一予備校へ行かなくて良いGOD DAYであるところの日曜日に実行することに。
それに、人生初のオナホ体験なのだから精神的な準備も前もってしておく必要があるだろう。
この精神的な準備………男子諸君はもうお分かりだろう。
そう。いわゆるONAKIN TVになるのである。
これを行うことによって男の感性は研ぎ澄まされ、1週間後には野獣のごとき性の化身になっているぜぇ。
ワイルドすぎて画像がでかくなっちまったぜぇ~
~1週間後の土曜日~
予備校から帰宅。まあ今日も誰1人として友達はできなかった。
地獄だった。周囲はさらに仲良くなってるし、僕が独りでエロい妄想をしていた休みの日にはみんなで色んなところへ遊びに行ってたとかいう要らん話も耳に入ってきた。浪人ふぜいがそろって遊びに行くな、勉強をしろ。(トマホークブーメラン)(ゲッターロボ)
しかし、そんなことは最早どうでもいい。僕の考えは、この絶望的な状況をどう打破するかではなく、どう紛らわすかにシフトしていた。とにかく、この日のために、忍び難きを忍び、耐え難きを耐え、精神力の限りを尽くして鋼の魂で生き抜いたのだ。
高校生の頃から昼夜逆転サイクルに慣れていたため夜更かしは苦ではない。スマホで暇を潰しつつー†約束の時間†ーまでしっかり起きていた。
リビング。誰もいない。風呂にもいない。トイレは?電気消えてる。更に隣の部屋からクソデカいびきが聞こえる。よし。
オナホを買う底辺人間として来店する以上、もう身だしなみもクソもない。漢は黙ってダボダボのジャージにメガネマスク着用。これで外見は40そこらの中年男性になり、身バレの心配もない。
家を出た。予備校帰りの夜とは空気がまた少し違っていた。
まだ店にすら着いてないのにドキドキしてる。
車の音も人の話し声も一切聞こえない闇の中を、ボロ自転車でゼエゼエいいながら駆け抜ける。
やっと目的地に着いた。
できる限り人と目を合わせないように、18禁コーナーへ向かう。向かいたい。どこだ。
……あった。めっちゃわかりやすいなおい。
今更コソコソする必要もないのに周囲に見られていないことを何度も確認。(DQN二人組が永久にうろついてて入るのを躊躇った。ホモカップルかよ)
それから腹式呼吸でバクバクする心臓を落ち着かせ、やっとネバーランドへの暖簾をくぐった。
光が、広がってゆく―――
画像はイメージです。
入るまではもう本当に死ぬほど緊張したが、入ってからは空気が「ここには君を責める人はいない、もう大丈夫だよ」と温かく迎え入れてくれている気がして、意外と落ち着いて物色することができた。ヤバい、この安堵感クセになりそう……。
しかし並んでる商品はそれはもう上から下、左から右まで真っピンピンピンクで、「とんでもない所へ来てしまった」という背徳感と「いよいよ自分も大人になったなぁ」という優越感がごちゃ混ぜでフラフラになりそうだった。
目的の品を見つけたのでそれだけ手に取ってそそくさと退散、何食わぬ顔で会計まで持っていく。
レジのお兄さんは慣れているのか表情を全く変えず対応してくれたが、心の内では「はーキモオタク死ね」と思っていたに違いない。正味もう会わないだろうからいいんだけど。
店を出る。
………
………
や っ た ぜ 。投稿者:変態糞浪人
嬉しさがこみ上げてきた。ここまでくればあとはもう走るだけだ!!
時刻は閉店間際の5時前(純情だから18禁コーナーへ入るのに手こずりすぎた)。空もだんだん青みを帯びてきていたので、ボロ自転車で全力ダッシュ。
帰り道、朝焼けが帰りを待ちわびていたかのように、僕の顔を撫でていた。
帰宅。
ミッション・コンプリート。
うちの家族は全員かなりのネボスケなので、8時までは絶対起きてこない。当然、5時半現在誰も起きていない。
成し遂げた。俺の勝ちだ…!
いや、待て。
勝ちではない。
そうだ、忘れていた。本当の勝負はここから始まるのか。
目と目が合ったらポケモンバトル(意味深)。
イグゾオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!ダイナモ感覚!!ダイナモ感覚!!YO!YO!YO!YEAH!!いざ!!(鎌倉)ワン・ツー・スリー・フォー!!!!
せっかちなので、ワックワックしながら服を脱ぎ浴室に入り、臨戦態勢へ。
"互い"をしっかり洗い、パケに書いてある通りに準備を整える。
!?柔らけぇ!柔らかすぎる!どんな素材使ってるんだこれ……。
…てかなに、え、ちょ、やばくないっすかこれ??こんなかに挿れるのマジ???グジヘヘヘヘジュルル(キモオタヴォイス)
すばらしい。勇気を出した甲斐があった。クソみたいな日常と別れて、僕は生まれ変わるんだ……!日本の未来は明るい!!!
ついに始まる!己とオナホとの真剣勝負!ドキドキしすぎてやばい…!
TNモォ~娘さん、対戦よろしくお願いします!!!!!!!!
ええと、じゃあ、失礼しまーす……W
え、ちょッ?
んほおおおおおおおゥ!?!?!?!?!wwwwwwwwww
やばっ、ほんとやばい、やばいってこれ、なにこれ??!wwwwwwwww
こんなっ、こんなのが、この世にっ!、あっ、たなんてっっあ!wwwwwww
あちょっ!wwwやばいっす、ほんとに!wwwwwww
あーーーーすごい、すごいっす!wwwwww
あっあっ!wwww
あっあっ!!!www
あっ!!!!!ww
あぁっ…!!!!!!!w
んふっ…!!!!!!!!!
…………っ!!!!!!!!!
…………………。
この間、わずか3分ほど。
圧倒的な超火力の応酬の前に、TOD戦法、失敗。
対戦、ありがとうございました。
………。
燃え尽きた。無の感情のまま洗い、服を着て、部屋に干した。
これでよかったんだろうか。
なあ、僕よ。
世界は変わったか。新しい自分は見つかったか。満足したか。
………。
うーん。
………。
よくわかんないけど、とりあえず、気持ちよかった、かなぁ。
その後、夕方まで泥のように眠った。
そして明日が来る。
日常は何も変わっていなかった。
僕はぼけーっとしながらぼっち飯を食っていて、みんなはそれはもう楽しそうにおしゃべりをしていた。
昨日はみんなで飯を食いに行ったらしく、その時の話で盛り上がっていた。
昨日か。昨日、僕は何をしてた?
………。
おい。
………。
馬鹿。
気づくのが遅かった。
僕は、馬鹿だった。大馬鹿だった。
馬鹿。大馬鹿。バカバカバカバカバカバカバカバカ
何がオナホだよキモオタクの仲間入りしてんじゃねーよ何が生まれ変われるだよ俺はオナホを使った男だぞ道を開けろなんて言って誰がビビるんだよ何が気持ちよかっただよみんなと浪人のつらさ分かち合って遊びに行って飯食って休み時間くっちゃべる方が何億倍も気持ちいいよふざけんなよ何してるんだよこんな底辺親が見たら悲しむよ身内だってきっと軽蔑するよ結局変われたどころかクッソ重たいゴミクズ人間の称号背負っただけじゃんかよなんでこんなことになったの僕は変態になりたかったんじゃない僕もみんなみたいにたのしくfjdfhhdhづdhふぃんhkfづひkdhgkmfhfヴぃふぇhヴぇ9んろ8れhれlんhgrkgrfrへgれhgっれhmf9r8mhr8いr7gりfrhrhrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
――――――
なんかその日はどう過ごしたかもう気分が最悪のゲロすぎて覚えてないけど、帰宅後に見つからないようにオナホを捨てたのだけ覚えてます。
うーーーーーーん、何が言いたいかというと、憂鬱な気分を性欲で解消しようとするのは良くないって感じですかね。
まあ実際めちゃくちゃ気持ちよかったことは間違いないんで、興味ある人は買ってみてもいいんじゃないかなって思います。
その後の虚無感に耐えられるかどうかはほんと人それぞれだと思うし、やめとけ的なことは言えませんね。
なんていうか、しまらない終わり方でごめんなさい。
ありえん長くてごめんなさい。
でも、僕としてはいい自分語りができて、とてもすっきりしました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
おわり。
お父さん、お母さん、ごめんなさい。来世からはもうちょっとマシな大人になります
【ORASシングル66】第19回夜空杯使用構築
どうもどうも、皆様お久しぶりでございます。
かなーーり長い間このブログを放置していたわけですが、まあそんなにも書くことがないほど僕の人生が中身のないしょーもないものであるということでご理解お願いします(??)
ただ、今回はシングル66オフ・「夜空杯」に参加させて頂いたということで、久々にブログを引っ張り出してこの記事を書くに至りました。
先輩に勧められて66を始めたばかりの自分にとって非常に良い経験となったので、記念に使用構築を書きたいと思います。
先に書いておきますが、結果はブロック内予選2-4で予選落ちでした…。
そのため、決してパーティーを組む際の参考にはできないと思います。へぇ~こういう思考回路のプレイヤーも存在するんだなぁという程度にご覧ください。
(とか言いつつホントはバリバリ自己顕示欲です。こういう記事を書くのマジで憧れてて、正直どんなに負けても構築のブログだけは書きたいと思ってました。ちゃんとしたシングル66プレイヤーを目指すにあたって自分の成長を書き留めておきたいというのもあるので、稚拙な文章ではありますがご容赦ください…。いつか強くなったらドヤ顔しながら書きたいと思ってます。)
使用構築はこちらです
自分だけ性別がなくて疎外感を覚えるジバコイルかわいい
~個体解説~
ゲンガー@ゲンガナイト
特性 浮遊→影踏み
臆病 C252 B4 S252 (実数値:135-×-101-222-115-200)
祟り目/気合玉/鬼火/道連れ
CSメガゲン。影踏みによるキャッチ要員というよりは、終盤に相手を一気に薙ぎ払う役として採用した。他は特にいうことなし。
Cに全振りしていることもあり、鬼火祟り目は確かに恐ろしいほどの火力が出た。ただ、その役割上、火を通してから潰すという悠長な戦い方ではなく瞬間火力で勝負すべきだったなと後悔している。実際特殊ATとの対面では鬼火を打つ暇がなく、一手で落とすため止むを得ず気合玉を押す場面があったのは本当に弱かった。
特性 威嚇
腕白 H244 A4 B236 D4 S20 (実数値:201-146-141-×-121-104)
滝登り/氷の牙/電磁波/挑発
ゴツメギャラ。66ルールではほぼ確実にステロを撒かれるため、岩弱点ポケモンを受け出し要員として用いるのは難しいとされている。しかしSDを回していて、エッジを持たないバシャやランドに有利をとれる・ムドー対面で不意の挑発を打てる・ヒードランに対して強気に受け出せる等、パーティーの欠陥を上手く補えていると感じたので採用した。
相性補完が優れているドリュウズの高速スピン(後述)でステロを除去しつつ、相手の蜻蛉や格闘技などを読んで何度も使い回しスリップダメを与えていくのが理想であった。が、プレイングがヘタで当日は上手く使ってやれず…。ただ66においてもポテンシャルは確実にあるポケモンだと感じた。
ニンフィア@拘り眼鏡
特性 フェアリースキン
控えめ H164 B100 C240 S4 (実数値:191-×-98-176-150-81)
ハイパーボイス/サイコショック/めざ地/電光石火
調整はこちら→http://pokemon777.hatenablog.com/entry/2016/09/29/160622のものを拝借しました。ありがとうございます…。
今回のオフで多分一番活躍してくれたポケモン。
蜻蛉やボルチェンを使って有利な相手に繰り出し、その交代先に眼鏡バカ火力をぶち当てるテロとして採用したが、本当に絶大な威力だった。受け出してきた相手のジバコイルやクレッフィがハイボで50%以上のダメをくらった時は気持ちよかった(こなみ)
妖半減の超耐久やドランを先に処理しておけばハイボぶっぱしてるだけでサイクル半壊に追い込めるので、考えるべきことが少なかったのも初心者的には嬉しいところだったかも。やっぱゴリラが一番なんすね^~~~~~~~~
ゲッコウガ@拘り鉢巻
特性 変幻自在
陽気 A252 D4 S252 (実数値:147-147-87-×-92-191)
ダストシュート/冷凍パンチ/蜻蛉返り/水手裏剣
(B4振りに直すの忘れてた)
メガゲンガーを安全に降臨させ、かつ彼の微妙な火力不足を補うため、蜻蛉してるだけで強いポケモンが欲しいなと考えてこいつを採用。加えてマンダ・バシャを上から殴れるかなり重要な駒。
ゲッコウガの蜻蛉自体はよく知られた技だが、そのダメージを舐めてかかる人が多く、鉢巻火力はどのパーティーにもかなり有効に刺さった。ただ、ゲッコウガとゲンガーとで地味に苦手範囲が被っているせいで重要な無償降臨が上手くいかなかったので、もう少し考えるべきだったかもしれない。こういう点でもゲンガーが瞬間火力を出せないのが本当にミスだなぁと思った。
ジバコイル@突撃チョッキ
特性 磁力
控えめ H236 C176 S96 (実数値:175-×-135-189-110-92)
放電/ラスカノ/ボルチェン/めざ炎
磁力によってパーティーの苦手を逃さず潰すかわいいポケモン。
このパーティーは誰も回復ソースを持たないため、ステロ撒菱がある状態で吹き飛ばしを連発されると本当にキツい。その戦法の筆頭であるムドーにできる限り何もさせたくなかったので、ちょっと勿体無いがSは4振りムドー抜きまで振っている。ちなみに本番では奇跡的に一度もムドーと当たらなくて良かったんだか萎えたんだか。
鋼ピッキングだけでは役割が薄いので、特殊ゲッコウガやニンフィアに安定して受け出すためのチョッキを持たせた。これが活きた試合はなかなか多かった。
メガゲンガーの祟り目を通すために、10万ではなくあえて放電を採用。威力に大して差が出ないのでこれはまあ間違いではなかったと思う。
当日はナットレイやクレッフィをしっかりとキャッチしてくれて感動した。何より元々ジバコイルは大好きなポケモンなので、バトルでも活躍してくれて嬉しい!!
ドリュウズ@防塵ゴーグル
特性 型破り
陽気 A172 D164 S172 (実数値:185-177-80-×-106-143)
地震/角ドリル/高速スピン/ステロ
ここまでステロ枠・スピナーがいないのでホモのよくばりセットで採用。残りはミニマイズや化け物耐久に詰まされる危険を考えて角ドリル、汎用攻撃技の地震。
Sは最速ドラン抜き(厳密には抜き抜き)、AはH252水ロトムを地震で確1まで振り、余りはステロとスピンのタイミングを増やすため、ニンフィアやクレセリアに受け出しやすいようDにぶち込み。
ここまで催眠対策もできてないやん!と思って申し訳程度にゴーグルを持たせたが完全に雑だった。バナにもバレルにも別に有利取れてないのに持たせてどうすんねん。まあ胞子粉持ちと一切当たらなかったしオボンでよかった。(スーパー結果論)
という感じで、足りない要素を何でもかんでも詰め込んだ結果かなり過労気味になってしまい、理想的な動きはなかなかできなかった。構築バランスの見直しが必要と痛感した。
上記の通り、コンセプトとしては「取り巻きでサイクルを崩壊させ、メガゲンガーで掃除する」というものでしたが、実際にメガゲンガーを通して勝った試合は一試合もありませんでした…。技がフィニッシャー向きでなかった点も反省すべきですが、第一に自分のプレイングの問題だと思うので、根本から改善していきたいと思っています。
初心者だからこういう結果でもしょうがないよね、ということは思ってなくて、何故あそこでああしなかったのか、と自分の甘さを責めるばかりです。特に自分から明らかな負け筋を作ってしまった試合が本当に悔しいです。過去に戻って対戦中の自分にアドバイスしたくてなりません。(実際それやったらレギュレーション違反で負けそう)
この悔しさをバネに、次のORAS66大会(ステロオン)までには冷静な構築力・思考を培いたいと思います。必ずリベンジします!!
今回素敵なオフを開催してくださった主催のくろばさん、スタッフの皆さん、ありがとうございました!第7世代66オフの開催も心待ちにしています。
あと自分を66の世界に誘ってくれた先輩方(+後輩)にも感謝です!
とりあえず以上です。最後までお付き合いいただきありがとうございました~