【USUM制限シングル63】バトルオブシンオウ使用構築 Colorful Standard【最高1741・最終1716 (60位)】
どうもです。
参加者の皆さん、バトルオブシンオウお疲れさまでした!
メガシンカ・Z技・ミミッキュが存在しないシングル63に魅力を感じ、更にシンオウ地方には三値について学び始めた頃の思い入れがあったということもあり、僕もかなり久しぶりに公式の大会に参加してみました。(最後に公式の大会に参加したのは確か第五世代のカントーカップだったので、実に5年ぶりくらいです。)
今はもうメガシンカでしか使われていないポケモン達が珠やタスキを持ったり、下火になってしまったポケモン達がトップメタに君臨していたり、世代こそ違えどまるで過去にタイムスリップしたかのような雰囲気で楽しみながら対戦できて、最終日使って45戦走り切ってしまいました。こういうルールの大会は僕たち懐古厨が喜ぶのでどんどん開いていってほしいですね。
さて、さっそく使用したパーティーから。
今回はボールのチョイスに結構自信があります。スピードゴウカザル、ルアー水ロトム、クイック色違いポリゴンZが特にお気に入り。
まあ特にうまぶったギミックもないスタン寄りな構築ですね。色合い綺麗だしデザインも男男女女不明不明で並べて芸術点は高めに仕上げられたかなと思います。てか今書いてて気づいたけどマリルリ以外全員シンオウ出身ポケモンなんですね。惜しい(?)
組み方もがっつりコンセプト決めたわけでもなく「強そうなポケモン入れてったらなんかパーティーできました」って感じです。
戦績は30勝15敗で最高1741・最終1716で終わりました。1800いきたかったなぁ…。
TNアチェロで潜ってました。当たった方は対戦ありがとうございました!
参考になるかは微妙ですが(そもそもこれから参考になる機会あるのか?)、こんなプレイヤーもいたんだぜってことでよければ最後まで読んでいってもらえたら嬉しいです。
それでは個別解説に移ります。まあ簡単なメモ書き程度に(←ここ有名強者が構築記事の冒頭に書きがちな一文)
ゴウカザル@命の珠
特性 猛火
陽気 A252 D4 S252
ハッサムに構築単位で隙を見せないのと高火力で雑に削りを入れるのが主な仕事。加えて後述のスカーフポリZが処理に困る岩・鋼・ハピナスラッキーに睨みを効かせる。
中途半端にSが高い相手と対面した時はスカーフ持ちの可能性にチキって後ろに引きまくっていたので確実に遅い相手以外はまともに殴った覚えが無い(珠持ち紙耐久特有の意識過剰)。
鉄拳個体を持ってたら雷パンチを採用するつもりだったけど、持ってなかったのでとんぼで埋めた。試合してて「雷パンチがあればなー」なんて場面も思ったより無かったのでこれでよかったかも。しかし猛火は一度も活かせてないしとんぼが役に立った試合もそんな無い。これもうわかんねえな
マニューラ@ラムの実
特性 プレッシャー
陽気 A252 D4 S252
はたき落とす/氷の礫/毒突き/剣の舞
ガブに強い、剣舞採用で受けループに強い、単純に素早くて腐りにくい。特に道具を確実に落とせるこの環境ではたき落とすを高火力一致技として上から打てるのは本当に強い。
マニューラってポケモン自体は強かったけど、なんでタスキ差し置いてラム持たせたのか自分でもわからない。「ここタスキだったらはたき礫で終わりなのによォ」「こんなんタスキカウンター型ならワンパンできてるやんけェ」ってなった試合がめっちゃあったから、ラムじゃなくてタスキにすべきだし毒突きじゃなくてカウンターにすべき。
でも受けに出てきたマリルリを剣舞毒突きで葬れた事案が1回だけあってその時はさすがに気持ちよくなってしもたw(照)
ロズレイド@黒いヘドロ
特性 テクニシャン
控えめ H252 C196 S60
ヘドロ爆弾/ギガドレイン/目覚めるパワー炎/宿り木のタネ
S:準速ハッサム+1
水ロトムメタ枠なのでSは最低限にしてHC振り。ハッサムを抜けるSラインとテクニシャンめざ炎を併せ持つことによって環境に多いハッサム水ロトムの並びを1体で崩せる。
しかし上から物理で殴られると本当に脆いのでハッサム水ロトムを見たら即選出決定とはいかず、4体以上に有利な勝負ができる場合のみ選出した(相手にトリトドンがいる場合は絶対出てくるのでそれ含め3体でも妥協)。
刺さってるパーティーにはばっっっこり刺さってたんで採用してよかった。
マリルリ@オボンの実
特性 力持ち
意地っ張り H100 A252 D4 S148
H:4n(オボン腹太鼓の最高効率)
A:火力重視ぶっぱ
S:20振りハッサム+1
D:DL対策
有利対面作って腹叩いてイージーウィン狙う。
ポリ2にDLで特攻上げられるとだるいからB<Dにしたかったけど、AもSも一切落とせずH=4nの調整もいじりたくなかったため、努力値を4だけドブに捨てることになった。頭悪そう。
多めのS振りがめちゃくちゃ活きて、数多のハッサムの上から太鼓アクジェを叩き込めた。しかし1回だけマリルリ対決で上からじゃれつかれて攻撃下げられたせいで負けた試合があってマジでおっぱげた。
ウォッシュロトム@拘りメガネ
特性 浮遊
控えめ H140 B4 C252 D12 S100
ハイドロポンプ/10万ボルト/ボルトチェンジ/目覚めるパワー炎
H:16n-1
C:火力重視ぶっぱ
S:準速ハッサム+2(別に+1でよかったけど努力値余ったので)
BD:DL対策
耐性が強すぎる。体感選出率90%超え。
この環境では草タイプが少なく、いたとしてもゴウカザルマニューラで圧がかかっていたおかげか、雑に先発投げしてほぼ出し負けしなかったのがかなり心強かった。
ユキノオーがそこそこいると予想してめざ炎を採用したけど、結局45戦中1度も遭遇せずにハッサムピンポイント技と化していた。そもそもハッサムには眼鏡ドロポンで元から勝てるんだよなぁ…(とか言いながらハッサム2回くらい焼いた)。ガブに打てるめざ氷かトドンにドヤ顔で打てるめざ草の方が使い勝手は良かったろうなと思う。
眼鏡ドロポンで大体の相手が致命傷を負うのは見ていて愉快だったけど、ガブに対してはドロポン外しすぎて代わりに僕が目からドロポン打った。
ポリゴンZ@拘りスカーフ
特性 適応力
控えめ H4 C252 S252
さわぐ/シャドーボール/破壊光線/トリック
色違いがかっこいい。クイックボールの外装もエフェクトも本当によく似合う。
終盤にまとめてさわぎ殺す。ラス1対面ならしねしねこうせんで消し飛ばす。
こいつを選出できる構築との試合は全員をさわぐ圏内に押し込む立ち回りをすれば勝てるのでゲームメイクしやすくて助かった。
スカーフヘラとスカーフチャーレムに抜かれた試合がそれぞれあったけど火力もあんま削りたくないのでうーんといったところ。
さわぐは音技なので、ゴーリを始めとした身代わり絡みの戦法の対策枠も兼ねている。
選出は、
②さわぐ(ポリゴンZ)の通りは良いか?
③先発に水ロトムを投げて困るケースはあるか?
⑤ロズレイドで荒らせそうか?
以上の5点+なんとなくで決めていました。もう少し真面目にパターン化すれば勝率上がったのかもしれない。
大半の構築に対して五分五分かそれ以上で戦えていて、プレイングの差や運や自分のガバで勝負が決まることが多かった印象ですが、
ムクホークorトゲキッス+トリトドンの並びはかなりキツかったですね。飛行を受けられるポケモンが水ロトム以外にいなくてそもそもキツイので、その対策枠も一緒に選出されちゃうと本当に動きづらかったです。
あとは単純に構築で電気技の一貫が切れていないので、相手のロトムのボルチェンで嫌な対面を作られてしまう点も課題でした。
こんなところでしょうか。
あと、こういう大会ではとにかく早めの個体用意が大切ですね。めざ炎個体3体(当初はポリZにもめざ炎仕込むつもりだった)全員を王冠のためにレベル100まで上げなきゃいけなくてえらく時間がかかってしまいました…
皆さんは気をつけましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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