ヒトはなぜ運負けツイートをしてしまうのか
なんかムラムラしてきたな………
このブログ名にもある「運負け」という用語。
簡単に言えば「相手側に幸運が偏った、もしくは自分側に不運が偏ったせいで負ける」というもの。
この「運負け」をしたことを文字に起こしてTwitterにツイートとして投稿したものは「運負けツイート」と呼ばれる。多少の揶揄を含み「〃ツイーヨ」「〃ツイット」とも。
フォロワーは基本的に他人がどんな負け方しようと知ったことではないし負の感情でTLを埋められちゃ決して良い気持ちにはならないだろうから、ポケモンオタクのツイートの中でもまあまあ嫌われる部類にカテゴライズされる、と僕は認識している。
しかし、その意に反して僕はこの「運負けツイート」を割としてしまう。
キレる若者であった高校生時代は命中率90%の技を一度外しただけでもおおおお~とツイートしていたものだが、最近はさすがに抑える努力をしている。
ただ、それでも耐え難い場合が大きく分けて3つある。
①低確率と言えるものを相手が試行回数と釣り合わないレベルで引きまくった時
ex)相手ポケモンのいわなだれにより3連続でひるまされた。((90%×30%)^3=約2.0%)
②こちらがいくら試行しても一向に引けない確率と同値、もしくはそれより低い確率を相手がごく僅かの試行回数で引き当てた時
ex)こちらがヘドロばくだんを4回打っても毒状態を引かなかった相手ポケモンに返しのれいとうビーム1発で凍らされた。(70%^4×10%=約2.4%)
③リスク・リターンを考えた上で採用した技においてリスクがあまりにも偏った時
ex)エアスラッシュを2連続で外した。(5%^2=0.25%)
この3つは遭遇するとつい呟きたくなってしまう(③については悩んだ結果でも採用した自分が悪いという考え方もできるのでギリ許せることもある)。チクショウ、俺はなんて運が悪いんだ、Twitterに書き込まないとやってらんねえやい、という具合だ。
この世に蔓延る大体の運負けツイートは、感情の抑制が難しい子らが心のフィルターでそれを濾過しきれなかった結果量産される。
で、このTwitterに書き込むという行為について。
なぜ嫌われると分かっていながら書き込んでしまうのか?
文字化しないと気が済まないから?それならフォロー及びフォロワー0人の新規アカウントで延々と呟けばいいのでは?
うーん、それではあまりしっくりこない。なぜしっくりこないのだろうか?
………実はその答えは自分の中でもう出ている。
多少なりともフォロワーに「俺こんな負け方してんだけど俺の引いた確率やばくね???w」というひけらかしをしたいという気持ちがあるからだ。いや、正直みんな同じでしょ。
モラルが自己顕示欲に負けた結果というわけだ。
ぶっちゃけこれ以上でもこれ以下でもないと思うので、この話はここで終わりである。
我ながらちっっっせえ人間だなーって思う。デカい人間になりてえ。
先述の確率計算についてですが、計算における前提やら何やらで間違っている部分があってもクレームは受け付けておりません。当方私大文系のチンパンジーにつき、ご容赦ください。