【剣盾シングル63】ガラルビギニング使用構築【最高1794/最終1786(123位)】
こんにちは。ごれいです。
ポケットモンスター剣盾、楽しいですね。
最初は「ドラパルト最強!ミミッキュ最強!」なゲームと聞いて結構萎えていましたが、今はメタがメタを生むことでポケモンの型が多様化してきて、「次は○○が流行る!」とかも言われていますよね。
いわゆる結論構築みたいなのが特になくて、色んなポケモンの可能性が続々開拓されていっている今が一番楽しいんだろうなあと思います。まあミミッキュの地位だけは一生揺るがなさそうだけど
バトル以外の面でも、今回良いBGMが多いなあと思います。
ざっと挙げるだけでも、ホップ、マリィ、ビート、オリーヴ、きりのなか、ジムリーダー、チャンピオン、あたりはかなり好みですね。士気が上がるので良いと思います(小並感)
と、思い出したようにポケモン記事を書いていますが、
今回、剣盾初の公式大会ガラルビギニングにていい感じの順位が取れたので、記念に残したいな~ドヤ顔したいな~という思いからです。
結果ですが、タイトルの通り、
最高レート1794、最終レート1786(123位)の成績を残すことができました!
戦績は数え間違えていなければ33-12のはず。最終日に35戦くらい消化したおかげで美味しいマッチングもちょいちょいもらっています。
本当にあと少しのところで1800に行けなかったのは残念ですが、自分としては大きな成長で、とても嬉しいことです。
今回の決め手は何といっても「キョダイマックスポケモン使用可能」という特別ルール。
いつもは長ったらしく導入を書くのですが、今回の構築は正直
「や、この環境キョダイラプラス止められる奴おらんくね?使いたい。」
という気持ちだけで組んだのであまりえらそうな経緯が語れません。とにかくキョダイラプラスが強かった話になってしまいますが、読んでいただけたら嬉しいです。
コンセプトも特にひねりはなく、キョダイセンリツのパワーを存分に悪用して有利に試合を進めるというだけです。
個体解説(以下常体)
ちょすい
おだやか C188 D68 B252
うたかたのアリア/フリーズドライ/こおりのつぶて/ほろびのうた
キョダイセンリツ:5ターンの間、自分の場にあられ不要のオーロラベールを展開する
・C:弱点保険発動フリーズドライでH252-D4ロトム確定1発
・B:物理環境につきBぶっぱ
・D:余り
マジのガチで最強すぎたバケモノ。選出率8割超で間違いなく構築のMVP。
色々な欲張りを孕んだ結果生まれたおだやかBCベースラプラス。数値厨なので耐久合計値が一番良くなる特防に補正をかけた。(今思うと火力重視してBCぶっぱでも良かった)
せっかくダイマックスを切るなら壁貼り役よりもバケ耐久を活かした対面ゴリ押しアタッカーとして扱う方が強いと思い、持ち物は弱点保険。そうなるとこちらとしては素直に殴らずテクいことをしてくる方がだるいので、思考停止電気技を誘うためにあえて構築単位で電気の一貫を作った。対面した電気ポケモンは全員迷わず電気技から入ってくれたのでご満悦。
滅びの歌は一撃技と迷ったが、最低限ダイウォールを使えるというメリットが確実に得られる前者を選択。実際時間稼ぎダイウォールそこそこ使ったし、ラス1滅びで詰めたりもできたので重宝した。
つぶてはとにかく警戒が薄かったおかげでいくつも勝ちを拾ってくれた。個人的には電気技入れるより強いと思う。
いくら対策されようが、無効化されない一致120技を撃ちながら確実に両壁を貼れるのだから実質的に技3つ同時発動の破格性能。どう考えても弱いわけがない。ミミッキュとかと同じでいわゆる「わかっていても強いポケモン」だと思い採用したが、まあ〜〜強かった。正直構築をいくら適当に組んでもこいつ出してれば勝ててしまうんじゃなかろうか、使っていて申し訳なくなるレベルだった。
弱保以外の持ち物が考えられなくなるくらい何戦もの試合を有利に動かしてくれて、持たせた自分はもしかして天才なんじゃないかと思ったが、大会が終わっていざ蓋を開けてみれば上位勢は軒並み弱保を持たせていた。そうだよね~
ミミッキュ@いのちのたま
ばけのかわ
いじっぱり AS252 H4
じゃれつく/シャドークロー/かげうち/つるぎのまい
いや、技構成この4つでほぼ確定なのにこんな強いポケモンおるか?
キョダイラプラスで相手のダイマックスと相打ちをとれるor2体持っていけることを想定すると、残りのあらゆる相手とのタイマンで高確率で勝てるポケモンが欲しくなる。当然こいつしかいない。以上。
選出が決まらないまま残り5秒になったら脳死で3匹目にセットしていた。それでもしっかり役立って勝ててしまうのだから恐ろしい。
絶対陽気の方が良いけど、意地火力のおかげで勝てた試合もあるので今回に限ってはプラマイゼロ。
珠は火力が出るがスリップダメの蓄積が地味〜に痛い。試合をこなしていく中でのろいのおふだミミッキュを使う人の気持ちがめちゃくちゃわかった。
イエッサン♂@とつげきチョッキ
サイコメイカー
ひかえめ CS252 D4
サイコキネシス/サイコショック/マジカルシャイン/マジカルフレイム
執事モチーフに忠実なモーションが好き。タイマーボールがめちゃくちゃ似合う。
サイコフィールドで先制技封じて、からやぶポットデスで全破壊!と考えて採用したが、この動きは45戦中1度もやらなかった。(正直2体使ってそんなことしなくてもラプラスで殴ってりゃ終わることに試合中気づいた)
襷はポットデスに渡してしまっていて、スカーフを持たせてまで抜きたい相手もいまいち思いつかなかったため、チョッキを持たせて対面性能を上げた。
先発に雑に出されがちなオーロンゲの電磁波トリックを防げるのはもちろんのこと、加えてロトムに高確率で殴り勝てたり、サザン対面で悪波耐えてマジカルシャインで落としたり、キョダイラプラスにマジカルフレイムから入って壁ターン浪費させたり、意外と器用。
火力信者すぎてひかえめで採用してしまったが、最速ロトムの上をとること、ミミッキュ相手にワンチャン掴むことを考えたら絶対におくびょうの方が良い。これは完全にミス。
ただ相手にもミスがあって、シャドクロを2回、ダイホロウを1回打たれ、意図せぬアドを得てしまった。新ポケモンのタイプには気をつけよう!
ポットデス@きあいのタスキ
くだけるよろい
ひかえめ CS252 D4
シャドーボール/アシストパワー/からをやぶる/バトンタッチ
真作・あかし付き・マスボ入り。(オタク特有の入手難度マウント)
からやぶ型。パルシェンにはないバトンタッチが使えることにワンチャンを感じた。対面的な戦い方を想定しているこの構築で採用している理由は、ラプラスの壁ターンを利用して新しい詰め筋を作れそうだと考えたから。
実際にはラプラスが鉄壁要塞すぎて壁ターンが後続に残ることはあまりなかったが、襷を持っているだけで仕事できる可能性が上がるし、砕ける鎧もこの物理環境では良い仕事をするので、からやぶしづらい相手でも対面シャドボマンとして選出率はそれなりに高かった。
自分より速い物理アタッカーとの対面で、相手の技を受けて砕ける鎧を発動させながらバトンタッチを押すことで、S2段階上昇鉢巻ウオノラゴンを無傷で着地させられる裏技がある。
アーマーガア@フィラのみ
ミラーアーマー
わんぱく HB252 S4
アイアンヘッド/ボディプレス/てっぺき/はねやすめ
特筆すべきこともないHBアーマーガア。鉄壁ボディプレス型。
ここまでドリュウズが重すぎているため、受け出しが効く駒として雑に採用しただけ。
つのドリルを1発で当ててきたら相手トレーナーに呪いを打つことでケアしようと考えていたが、今大会では壁構築メタのかわらわり個体が多かったおかげで快適なアーマーガアライフを送ることができた。
ウオノラゴン@こだわりハチマキ
がんじょうあご
いじっぱり AS252 B4
使っているとタイプ相性を忘れ頭が悪くなるポケモン。
ラプラスにダイマックスを切ることが多いだろうと考え、むしろダイマックスしない方が強い駒として採用した。レイドで雑に使われる鉢巻エラがみだが、ダイマックス相手ですら一撃で消し飛ばす火力がある。
エラがみは交代先にも倍火力で入るので、自分より遅い相手と対面したらもう脳汁。半減だからってドラパルトなんて受け出ししたら何もできず死ぬだけ。めんどくさいカビゴンやらブラッキーやらへの交代を読んで着地させて「ハイどれか1匹捨ててね〜^_^」ってやるゲームは最高に楽しい。
げきりんはタイプ一致だからと思考停止採用、サイコファングは壁構築やドヒドイデに刺さる偉い技。
正直エラがみ/げきりん/サイコファングで技が完結していると思い、残り1枠にはクソほど適当にこおりのキバを入れたが、かみくだくにしていれば勝てたかもしれない試合が1戦あったのは心残り。あと今思えばバタフリーケアでねごと仕込むのもアリだった。
基本選出
ラプラス対策をしていない構築には初手ラプラス投げからキョダイセンリツでほぼ勝ち。余った奴にはミミッキュぶつけて終わり。
冗談抜きでこれだけで勝てる。
なんかの枠は相手の構築内容によりけり。バンドリドラパミミッキュとかで物理一辺倒に見えたらアーマーガアを入れるし、悪がいなくて先制技が少なそうに見えたらポットデスを入れる、という感じ。
・イエッサン+ラプラス+なんか
相手の手持ちにオーロンゲやラプラスがいたら先発に出てくる可能性が高いため、なるべくチョッキイエッサンを初手投げするようにした。
前者には変化技ケアとしてフィールド張り即バック、後者にはマジカルフレイム連打でキョダイマックスターンと壁ターンを枯らしに行く。
やや弱い初手に見えるが、結局キョダイラプラスが最強なので勝てる。あと単純に特殊受けが環境に少ないのでフィールドサイキネがまあまあ刺さる。
・ポットデス+ウオノラゴン+なんか
高火力詰め合わせ。タイプ受けが多い中耐久の構築や高耐久を寄せ集めた受け回しの構築は、からやぶアシパ連打や鉢巻きエラがみ連打で破壊する。
ナットレイは鉢巻エラがみで中乱数2なので、受け出しに対してはゴリ押しで勝てる。
無理だったポケモン
・パッチラゴン
はりきり電撃くちばしはラプラスといえどさすがに致命傷不可避。下手に電気の一貫を作ってしまっているせいで、超火力の電気ポケモンは構築単位で受からない。
対策すんの完全に忘れてたからもう当たらないのを祈るしかなかった。まあ当たらないわけなかったし、なんならよりにもよって1800チャレンジで当たってしまい乾いた笑いが出た。
ラプラスの弱保を発動させた状態でつぶてを打ち込めばワンチャン身代わりを置かれずに済む。置かれてもアリアで身代わり貫通して削ることは可能。無理やりすぎる…
これを明確に対策していないのはさすがに甘えだった。ガチで無理。ゆるして
・確か他にも何匹かいた
わすれた
こんなところですね。
今大会でキョダイラプラスを使ったトレーナーは、USMのシングルレート環境でウルトラネクロズマを使っているくらいのパワーがあったのではないかと思います。まあ勝てばよかろうですわ。
まあでも、ポケモンのスペックに頼らず、プレイングだけで勝てるようにしっかり磨いていきたいですね。今回もプレミからの一人反省会を何度もしましたし、一生消えない課題だと思います。
これからもマスターランクで遊びつつも成長していきたいと思います!
では、ここまでお読みいただきありがとうございました!ランクバトルでマッチングした時はよろしくお願いします~~
(何も思いつかなかったので構築名は)ないです。